長距離を移動する海外旅行では、現地のリズムと体のリズムがずれて、時差ぼけになるのがネックです。
近くの国に旅行するなら、まだいいです。
飛行時間が6時間を越えれば、時差ぼけになる場合が多いでしょう。
飛行時間も長くなった分、現地に到着して、ホテルに着くやいなや、一眠りしようと思うことがあります。
それはしないほうがいい。
寝てしまうと、現地のリズムと体のリズムがずれたままになり、時差ぼけに苦労することになります。
「ちょっとだけ」という心の緩みが、危険です。
少しでも寝てしまうと、ずれたままの状態で脳が覚えてしまい、調整が難しくなります。
夜に寝ようとしても寝られなくなり、昼に行動しようとしても眠くて大変です。
せっかくの海外旅行の日程全体が時差ぼけのため、台無しになる可能性があります。
大切なのは、どうスムーズに時差ぼけを解消させるかです。
難しいようですが、実に単純です。
「現地に到着してからは、あくまで現地時間に合わせて行動する」
これだけです。
自分の苦労した体験から、声を大にして言える鉄則です。
もし到着時間が夜なら、そのまま寝てもいいでしょう。
しかし、到着が昼間なら、疲れていても、現地が夜になるまで眠らないほうがいい。
現地に到着した初日だけ、一踏ん張りしましょう。
もし、現地で寝てしまいそうなときには、飛行機内で寝ておくのが得策です。
飛行機の中で寝ておけば、現地についてから一眠りする必要がなくなります。
うるさい飛行機内が寝にくければ、耳栓を持参していけばいい。
現地に到着すれば、あくまで現地時間に合わせて行動しましょう。