執筆者:水口貴博

海外旅行を楽しむ30の方法

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一見無駄とも思える、海外でわざわざ母国料理を食べる真意。

一見無駄とも思える、海外でわざわざ母国料理を食べる真意。 | 海外旅行を楽しむ30の方法

海外に行ってからの楽しみの1つに、海外で提供されている母国料理があります。

ぜひ海外に行ったら、母国の料理を食べてほしい。

「なぜわざわざ海外にまで行って母国料理を食べるのか。それなら帰国してからいくらでも食べられるだろう」と思います。

本来なら、せっかく海外に行きますから、現地の料理を食べるのが筋でしょう。

韓国に行ったなら、朝昼晩、韓国料理。

イタリアに行ったなら、朝昼晩、イタリア料理。

アメリカに行ったなら、朝昼晩、アメリカ料理です。

海外にいますから、海外旅行らしく現地の食事を堪能すべきと思われます。

海外で母国料理を口にするのは、時間とお金の無駄になる……。

と思っていると、そうとも限りません。

無駄ではありません。

実は、海外でしか食べられない母国料理もあります。

海外に行ったときに食べる母国料理と、自分の国で食べる料理と比べてみましょう。

「おや。何か味が違うぞ」

どこか微妙な違いがあります。

たしかに母国料理と言えばそうですが、何か癖があるはずです。

その違いを楽しんでください。

その違いこそ、現地の人向けにアレンジされている部分です。

いくら母国の料理とはいえ、海外で提供されている以上、その土地の人の舌に合うように作られています。

その違いこそ、現地の人が好む味です。

塩からいなら、現地の人は塩からいものを好むのでしょう。

淡泊な味なら、現地の人は淡泊な味を好むのでしょう。

研究や勉強として、その違いを楽しむのも、海外だからこそできる面白さです。

海外旅行を楽しむ方法(16)
  • 海外にいるときこそ、母国料理を食べてみる。
海外に行ったなら、海外らしく現地の食文化を堪能する。

海外旅行を楽しむ30の方法

  1. 海外旅行で一番必要なのは、時間やお金ではない。
    勇気だ。
  2. 山や海を飛行機で飛び越えるとき、これまでの自分を超えている。
  3. 飛行機の機内食から旅の楽しみは始まっている。
  4. 飛行機内で無理な暇つぶしは、現地に到着してからの体力を奪う。
  5. 本当に観光地を楽しむなら、早朝がおすすめ。
  6. 現地の本当の様子は、何でもない場所を散策していると感じやすい。
  7. 現地では、できるだけ現地の言葉で話すほうが、コミュニケーションはうまくいく。
  8. 何でも受け身にならない。
    ポジティブに動くほうが、海外旅行をより楽しめる。
  9. 国内の感覚を一度捨てる。
    海外のやり方を吸収しようと、感覚を広げる。
  10. 現地に到着したら、まず大きく息を吸い込む。
    現地の様子を鼻で感じ取る最初の儀式。
  11. ガイドブック1つで、旅行の質はまったく異なる。
  12. 添乗員が観光地の話をしてくれても、あえてガイドブックを開いて調べる。
  13. 海外旅行のガイドブックは、初心者マークと同じ。
    持って歩くことを恥ずかしがらない。
  14. 「恥をかきに行こう」と思うほうが、旅行はさらに楽しめる。
  15. 看板に書いてある文字を、声に出して読んでみる。
  16. 一見無駄とも思える、海外でわざわざ母国料理を食べる真意。
  17. 海外に行ったなら、海外らしく現地の食文化を堪能する。
  18. 持ち物は少ないほうがいい。
    買い物を楽しむ機会が増えるから。
  19. 風景が見える屋外で一休みすれば、細かい部分まで見る余裕が生まれる。
  20. そのときその場でしかできないオプションは、申し込んだほうがいい。
  21. 行きと帰りに経由する国があれば、ついでに観光もしてしまえ。
  22. 旅先での悪天候は、恵まれたものと考える。
  23. 語学力があれば、海外旅行はもっと楽しめる。
  24. 時差ぼけにならない鉄則。
    到着したら、あくまで現地時間に合わせて行動する。
  25. 中途半端な仲の友人と行く海外旅行は、中途半端になりやすい。
  26. 旅先の感動は、常にライブ。
    完全に同じ感動は二度と味わえない。
  27. 旅行を楽しめるかどうかは、体力と足腰にかかっている。
  28. 迷った選択肢があれば、予算の許すかぎり、両方頼めばいい。
  29. ホテルをけちると、旅行全体の質が低下する。
  30. ガイドブックに載っていない穴場は、ホテルの人に聞け。

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