現地の人は、歩くガイドブックです。
勇気があれば現地の人に「この辺りで面白いところはないですか」と聞いてみましょう。
現地のことに詳しいのは、やはり現地の人です。
その土地で暮らしていると、生活の隅々まで知り尽くしています。
言葉の壁はありますが、試してみる価値はあります。
ガイドブックには載っていない、意外な情報や穴場を知っている可能性が高い。
ただし、あくまで場所だけ教えてもらうようにしましょう。
案内してあげるよとついていってしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる場合もあります。
「面白いところ」というキーワードを変えてみると、ほかにも応用が利きます。
「この辺りで『ゆっくりできるところ』はないですか」
「この辺りで『おいしいお店』はないですか」
意外な情報を聞ける可能性があります。
「そうは言っても少し恥ずかしいな。犯罪に巻き込まれるのも心配だ」
そういうとき、もう1つの手段があります。
ホテルスタッフに尋ねる方法です。
これはおすすめです。
ホテルの人なら、現地に住んでいるでしょうから、その土地周辺には詳しいはずです。
旅行者向けの施設のスタッフですから、地理に詳しく、旅行者向けの情報を豊富に知っていることでしょう。
高級ホテルなら「コンシェルジュ」という観光の手配や案内などを行う総合接客係がいる場合もあります。
無料で利用できるなら、ぜひ検討してみましょう。
たとえいなくても、ホテルのフロントの人に聞くだけでも、全然違うはずです。
ガイドブックにも載っていない、思わぬ情報を聞ける可能性があります。