執筆者:水口貴博

仕事ができる人になる
30の方法

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「学生の仕事は、
勉強だ」

「学生の仕事は、勉強だ」 | 仕事ができる人になる30の方法

この言葉は、私の両親がいつも口にしていた言葉です。

父も母も、同じことを言います。

耳にタコができるほど、聞かされた言葉です。

何でもない言葉に聞こえますが、深い意味が込められた言葉でもあります。

まず社会経験として、アルバイトは役立ちます。

若い時期に仕事の流れを経験することで、今後の就職に役立ったり、視野が広がったりします。

社会人になる前に、働く経験をすれば、理想と現実のギャップや社会の裏側を知ることなどができ、勉強になるはずです。

勉学では学べないものが、アルバイトにはたくさんあります。

しかし、です。

アルバイトをすることはあっても、学生時代、ずっとアルバイトばかりをするのは、おすすめしません。

大げさなことを言って、気分を害されたら、申し訳ございません。

もう少し、聞いていただけないでしょうか。

学生は、学ぶことが仕事だから、学生です。

学生時代は、その呼び名のとおり、勉強に集中する時期ですね。

利益を出す仕事は、社会人になってから、すればいいのです。

学生時代の本当の仕事は、勉強をすることそのものです。

私が学生時代、アルバイトしようとすると、親に叱られた経験があります。

「学生の仕事は、勉強だ」と言うのです。

「親はそのために学費を払っているのではない。働きたければ今すぐ就職しろ!」

続けて、こう説得します。

「息子に後悔してほしくないから、言っているんだ」と。

私はアルバイトに興味があったので、親に相談したことがありますが、いつも反対されました。

学費を出してもらっている立場上、その指示には従い、本当に勉強ばかりをやっていました。

特に興味のある分野には、力を入れて勉強しました。

たくさん本を読みました。

勉強に関することとなると、親は一転して、寛大になるのです。

私は人生でアルバイトを、2日しかしたことがありません。

この2日間も、私が親を説得して何とか許してくれた、唯一のアルバイト経験です。

私の学生生活は、本当に勉強一色でした。

今、それで良かったと思いました。

その経験が今、執筆に役立っているからです。

私は今、親の言葉が理解できるようになりました。

「後悔してほしくない」という、人生のアドバイスです。

学生時代ほど、勉強に集中できる環境が整っている時期はありません。

そんな貴重な時期を、アルバイトで時間をつぶすのは、もったいないです。

どうしても仕事をしたければ、学生を辞めて、すぐ就職すればいいのです。

お金稼ぎや利益を出す仕事は、社会に出てからすればいいことです。

いったん社会に出ると、思いきり仕事ができます。

その代わり、一度社会に出てからは、今度は逆に勉強に集中する環境がなくなります。

もちろん本人しだいで勉強はできますが、学生時代ほどの余裕はないのです。

社会人になってから「ああ。学生時代、もっと勉強しておくべきだった」と嘆く人は、大勢います。

アルバイトばかりをしている人を見ると「ああ。学生時代、もっと勉強しておくべきだった」と悔やむ将来像が見えるのです。

学生時代、勉強に専念しなければ、長期で見て、親不孝になります。

親は、愛するわが子の成長のために、お金を出しています。

学生時代はしっかり勉強して、将来は立派な社会人になることが、親への恩返しです。

たっぷり成長した自分を親に見せ、喜ばせるのです。

仕事ができる人になる方法(19)
  • 学生は、勉強に、専念する。

仕事ができる人になる30の方法
仕事ができる人になる30の方法

  1. 仕事ができる人は、自分を口説ける人だ。
    仕事ができる人は、自分を口説ける人だ。
  2. 仕事ができる人とできない人の違いは「意識」だ。
    仕事ができる人とできない人の違いは「意識」だ。
  3. 考えるより、やってしまう人間が成功する。
    考えるより、やってしまう人間が成功する。
  4. やりたいことを大切にする人は、時間を大切にする人だ。
    やりたいことを大切にする人は、時間を大切にする人だ。
  5. 気合のある人ほど手に力が入り、字にも迫力が出てくる。
    気合のある人ほど手に力が入り、字にも迫力が出てくる。
  6. 成功に大切なことは、たった3つ。<br>「本」「人」「経験」。
    成功に大切なことは、たった3つ。
    「本」「人」「経験」。
  7. 計画を立てると、要領がよくなる。
    計画を立てると、要領がよくなる。
  8. スピードを出すほど、失敗を感じなくなる。
    スピードを出すほど、失敗を感じなくなる。
  9. メリットよりデメリットに注意を向けることで、より良い判断ができるようになる。
    メリットよりデメリットに注意を向けることで、より良い判断ができるようになる。
  10. やりながら、次のことを考える。<br>せっかく出たスピードを落とさない。
    やりながら、次のことを考える。
    せっかく出たスピードを落とさない。
  11. 解決するから行動するのではない。<br>行動するから解決する。
    解決するから行動するのではない。
    行動するから解決する。
  12. お金をもらって仕事をするかぎり、プロ意識は必須。
    お金をもらって仕事をするかぎり、プロ意識は必須。
  13. クオリティーの高い仕事ができるから、プロ意識を持つのではない。<br>プロ意識を持つから、クオリティーの高い仕事ができる。
    クオリティーの高い仕事ができるから、プロ意識を持つのではない。
    プロ意識を持つから、クオリティーの高い仕事ができる。
  14. 頭と体の両方で行動する。<br>頭で間接的な行動、体で直接的な行動。
    頭と体の両方で行動する。
    頭で間接的な行動、体で直接的な行動。
  15. 仕事ができない人は、ぎりぎりで出社する。<br>仕事ができる人は、余裕を持って出社する。
    仕事ができない人は、ぎりぎりで出社する。
    仕事ができる人は、余裕を持って出社する。
  16. 人を助けることで、自分が助かる。
    人を助けることで、自分が助かる。
  17. 迷っていると、時間がどんどん過ぎていく。<br>さっと決めれば、すぐ行動できる。
    迷っていると、時間がどんどん過ぎていく。
    さっと決めれば、すぐ行動できる。
  18. プロ意識が同じ人同士は、人生経験が酷似し、話が合う。
    プロ意識が同じ人同士は、人生経験が酷似し、話が合う。
  19. 「学生の仕事は、勉強だ」
    「学生の仕事は、勉強だ」
  20. 家族を大切にすることは、自分を大切にすること。
    家族を大切にすることは、自分を大切にすること。
  21. 人望があるからにっこりしているのではなく、にっこりしているから人望を集められる。
    人望があるからにっこりしているのではなく、にっこりしているから人望を集められる。
  22. 毎日の生活リズムがきれいな人は、当たり前ができている。
    毎日の生活リズムがきれいな人は、当たり前ができている。
  23. 失敗は避けるためにあるのではない。<br>失敗は体当たりするためにある。
    失敗は避けるためにあるのではない。
    失敗は体当たりするためにある。
  24. 感謝とお礼は、できるだけ早くする。
    感謝とお礼は、できるだけ早くする。
  25. 仕事をしている感覚さえなくそう。<br>習慣にしてしまえばいい。
    仕事をしている感覚さえなくそう。
    習慣にしてしまえばいい。
  26. 異物こそ、成長に必要。<br>むかつくのではなく、飲み込んでしまおう。
    異物こそ、成長に必要。
    むかつくのではなく、飲み込んでしまおう。
  27. 仕事ができる人は、アドバイスをたった一言に圧縮できる。
    仕事ができる人は、アドバイスをたった一言に圧縮できる。
  28. 仕事ができる人は、名前をしっかり覚えることができる。
    仕事ができる人は、名前をしっかり覚えることができる。
  29. 疲れたら、しっかり休む。
    疲れたら、しっかり休む。
  30. いろいろな主義を持っている人が、臨機応変にこなせる人。
    いろいろな主義を持っている人が、臨機応変にこなせる人。

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