そもそも読書を座ってするという固定観念を持っていませんか。
読書は、目だけではありません。
耳からもできます。
しかも、目でする読書より、耳で聞く読書のほうが効果的です。
耳で聞くことで、読み方の難しい言葉も、すっと耳に入ってくるからです。
「これはなんと読むのだろうか」と悩む時間がなくなります。
また、目で文字を読むという苦労から、完全に解放されます。
「目が疲れた」とはよく聞きますが「耳が疲れた」とは聞きません。
耳は、目より疲れにくい器官であると言うことを知ってください。
目でする勉強はすぐ疲れますが、耳からの勉強は疲れ知らずです。
よって、長時間の勉強を継続させることが可能となります。
私は、読書をよく耳でしています。
高校で使う歴史の教科書を、いまだに愛用しています。
歴史の教科書の朗読音声があるので、耳で歴史を勉強しています。
1冊の本を目で読むのは、疲れ、挫折します。
しかし、耳で聞くと、なぜか疲れません。
勉強もはかどります。
特に歴史では、読み方の難しい名前の人物や出来事が、数多く登場します。
読むのに、少し戸惑います。
難しい漢字のため、読めない言葉さえあります。
しかし、オーディオブックで聞けば、話者が言葉につまることなく読んでくれるので、苦労がありません。
おかげで勉強効率が、飛躍的に向上します。
英語の勉強でも、同じです。
単語を覚えるときには、まず「耳から」が基本です。
読めるようにならないと、覚えられません。
英単語を何度も耳で聞いて読み方から学びます。
一度耳から勉強すれば「聞いたことがある」という感覚が耳に残ります。
この感覚ができるほど何度もヒアリングすれば、英単語を覚えるのは苦労しません。
目ばかりに偏った勉強ばかりをしているから、すぐ疲れて長続きしません。
イヤホンは、とにかく基本です。
耳を最大限に活用して勉強をすれば、目による勉強以上に調子がよくなるのです。