執筆者:水口貴博

参考書の賢い選び方と使い方

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本のカバーは、集中力を奪う。

本のカバーは、集中力を奪う。 | 参考書の賢い選び方と使い方

見通しやすいのは、本のカバーです。

カバーの主な役割は、本の美しい外観を演出したり、本屋で手にとってもらいやすくするためであったりします。

中には、カバーの上に「帯」まで付いているものさえあります。

ほとんどの場合、カバーは固定されておらず、めくれやすくなっています。

頻繁に本をカバンから出し入れしたり、本を開いたり閉じたりするたびに、カバーが外れそうになったり破れそうになったりします。

集中力を奪います。

本をカバンから出し入れしたり開閉したりする回数が増えるほど、気になる回数も自然と増えます。

長く付き合い続ける参考書や辞書などは、使うたびにカバーが気になり、余計な心労を増やしてしまいます。

堅くて鋭いカバーの場合、指を切ることもあります。

そもそもカバーは、本を装飾するためにあります。

カバーがあれば、たしかに外見上の見た目はいいですが、それ以外に役立つことはありません。

なくてもまったく問題ありません。

本を読んでいるときに、カバーは完全に見えなくなり、なくても支障ありません。

こうした理由から、本を買ったらすぐカバーを捨てるようになりました。

参考書に限らず、辞書、小説などの本のカバーも買ったらすぐ捨てます。

余計な気を使うのが嫌だからです。

実際にカバーを捨てて困ったことは、まだ一度もありません。

外見が少し地味になるくらいです。

むしろ余計なところに気を使わなくなり、本への集中ができるようになりました。

参考書の賢い選び方と使い方(5)
  • 買ったらすぐカバーを捨てる。
本当に集中すれば、周りの様子は気にならなくなる。

参考書の賢い選び方と使い方

  1. わかりやすい参考書は、優れた教師に匹敵する。
  2. 参考書があれば、授業を受ける時間と場所が自由になる。
  3. 参考書を選ぶときに必ず押さえておきたい、2つのポイント。
  4. ロングセラーは、おおむね当たりと考えていい。
  5. 本のカバーは、集中力を奪う。
  6. 本当に集中すれば、周りの様子は気にならなくなる。
  7. 参考書の浮気をしない人が、受験で合格を勝ち取る。
  8. 入門書レベルは、易しいものを選ぼう。
  9. 易しい入門書から始める真の理由とは、潜在意識をプラスに変えるため。
  10. 理解が難しい感情や雰囲気は、漫画を活用すればいい。
  11. 参考書に不明点があれば、買い換えるのではなく、わかる人に聞く。
  12. 本当に使える参考書は、2冊買ってもいい。
  13. 解説のない問題集には、落とし穴がある。
  14. 参考書をきれいに使っているうちは、まだ本当に生かしきれていない。
  15. なんとなく意味がわかる単語こそ、実は注意が必要。
  16. 教科書が主役。
    参考書は脇役。
  17. 理解できない原因は、あなたにあるのではなく、説明する側にある。
  18. 自分が「重要だ」と感じる部分は、必ずしも重要とは限らない。
  19. コピーをして抜き出せば、よく覚えられる。
  20. 試験範囲を網羅した長期用の参考書。
    理解を重視した短期用の参考書。
  21. 受験は競争だ。
    電子辞書でスピードに差をつけろ。
  22. 分量の多すぎる参考書は、挫折しやすくなる。
  23. 志望校に合格した人が使っていた参考書を使う。
  24. インターネット書店の書評を最大限に活用せよ。
  25. 参考書選びに失敗するのも、勉強の1つ。
  26. ちょっと難しいと感じるくらいがちょうどいい。
  27. 頭のいい人が合格するのではなく、精神的に強い人が合格する。
  28. 参考書の著者は、説明のプロ。
    上手な言葉を借りて、ほかの人に説明してみる。
  29. 向上心のない人と距離を置く。
    向上心のある人と深く付き合う。
  30. 「著者に対する信頼関係」ができれば、参考書への信頼も強くなる。

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