執筆者:水口貴博

参考書の賢い選び方と使い方

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自分が「重要だ」と感じる部分は、必ずしも重要とは限らない。

自分が「重要だ」と感じる部分は、必ずしも重要とは限らない。 | 参考書の賢い選び方と使い方

私はこれまで大学受験や各種試験の勉強をした経験から、1つ思ったことがあります。

あなたが失敗する前に、ぜひ知っていただきたいので、この場を借りて紹介します。

参考書には、2種類あります。

  1. 説明しか書かれていないシンプルな参考書
  1. あらかじめ重要な部分が強調されている参考書

参考書の中には、丁寧なことに、初めから太字やカラーで重要部分を強調しているものがあります。

重要部分が太字になっていたり、赤色で蛍光ペンが引っ張ってあったりなどして強調されている参考書です。

私は「色がついていると派手でなんとなく読みにくいな」という理由から、当初はシンプルな参考書を選んでいました。

文章を読みながら「自分が重要だ」と感じる部分には、好きな色で蛍光ペンを引っ張ったり、枠を作ったりして強調していました。

これが、とんだ失敗でした。

結論から言えば、初めから色がついていたり太字になっていたりしている参考書を選ぶべきでした。

自分が「重要」と思って蛍光ペンでチェックした部分は出題されず、チェックしていない部分のほうが出題されたからです。

このとき、ふと、気づきました。

「自分が重要だと感じる部分が、試験における重要部分とは限らない」ということです。

学び始めた学生ですから、どこが本当に重要なのかわかりません。

「ここが出題されるのではないか。ここが重要そうだな。この辺りがポイントかな」

推測しながら、蛍光ペンを引くことになります。

これはとても危険です。

往々にして、認識がずれていることがあります。

自分がそう思っているだけかもしれません。

一方、初めから強調部分がある参考書の場合、どの部分が重要なのかが一目でわかります。

しかも、外れることはありません。

参考書の著者は、その科目にたけた専門家です。

長年にわたって試験を研究し「試験に出る部分」や「押さえておくべきポイント」を熟知しています。

そういう専門家が考える重要部分が初めから強調されている参考書のほうが、はるかに頼りになります。

重要部分が一目でわかるので、受験生は大変助かります。

しかも初めから強調表示がされているため、後から蛍光ペンで線を引くという手間からも解放されます。

時間と労力の節約にもなる。

そうした理由から、参考書を選ぶときには、最初から強調されている参考書を選ぶことをおすすめします。

参考書の賢い選び方と使い方(18)
  • 初めから強調されている参考書を選ぶ。
コピーをして抜き出せば、よく覚えられる。

参考書の賢い選び方と使い方

  1. わかりやすい参考書は、優れた教師に匹敵する。
  2. 参考書があれば、授業を受ける時間と場所が自由になる。
  3. 参考書を選ぶときに必ず押さえておきたい、2つのポイント。
  4. ロングセラーは、おおむね当たりと考えていい。
  5. 本のカバーは、集中力を奪う。
  6. 本当に集中すれば、周りの様子は気にならなくなる。
  7. 参考書の浮気をしない人が、受験で合格を勝ち取る。
  8. 入門書レベルは、易しいものを選ぼう。
  9. 易しい入門書から始める真の理由とは、潜在意識をプラスに変えるため。
  10. 理解が難しい感情や雰囲気は、漫画を活用すればいい。
  11. 参考書に不明点があれば、買い換えるのではなく、わかる人に聞く。
  12. 本当に使える参考書は、2冊買ってもいい。
  13. 解説のない問題集には、落とし穴がある。
  14. 参考書をきれいに使っているうちは、まだ本当に生かしきれていない。
  15. なんとなく意味がわかる単語こそ、実は注意が必要。
  16. 教科書が主役。
    参考書は脇役。
  17. 理解できない原因は、あなたにあるのではなく、説明する側にある。
  18. 自分が「重要だ」と感じる部分は、必ずしも重要とは限らない。
  19. コピーをして抜き出せば、よく覚えられる。
  20. 試験範囲を網羅した長期用の参考書。
    理解を重視した短期用の参考書。
  21. 受験は競争だ。
    電子辞書でスピードに差をつけろ。
  22. 分量の多すぎる参考書は、挫折しやすくなる。
  23. 志望校に合格した人が使っていた参考書を使う。
  24. インターネット書店の書評を最大限に活用せよ。
  25. 参考書選びに失敗するのも、勉強の1つ。
  26. ちょっと難しいと感じるくらいがちょうどいい。
  27. 頭のいい人が合格するのではなく、精神的に強い人が合格する。
  28. 参考書の著者は、説明のプロ。
    上手な言葉を借りて、ほかの人に説明してみる。
  29. 向上心のない人と距離を置く。
    向上心のある人と深く付き合う。
  30. 「著者に対する信頼関係」ができれば、参考書への信頼も強くなる。

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