執筆者:水口貴博

参考書の賢い選び方と使い方

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参考書があれば、授業を受ける時間と場所が自由になる。

参考書があれば、授業を受ける時間と場所が自由になる。 | 参考書の賢い選び方と使い方

世の中には、ベテラン教師がいます。

授業の内容は、教師の性格がよく映し出されます。

面白くてわかりやすく説明する先生の授業は、聞いているだけで楽しいし、未来がぱっと明るくなるような気がします。

そういう先生に恵まれた人はとてもラッキーですが、1つだけ欠点があります。

「授業は教室でしか受けられない」という制限です。

場所が限定され、時間も限定されています。

わざわざ学校にいかなければなりませんし、あらかじめ決められている授業スケジュールがあります。

場所と時間にタイミングを合わせる必要があり、少し不便ですね。

いくら有名でわかりやすい先生の授業でも、教室でしか聞けないのは限定的です。

大丈夫です。

参考書があれば、こうした不便さは一気に解消されます。

優れた参考書を読むというのは、優れた先生の授業を受けているのと同じです。

わかりやすい授業が、そのまま本になったものが参考書です。

参考書があれば、先生のわかりやすくて楽しい授業を、いつでもどこでも聞かせてもらえます。

時間と場所の制限がなくなるというのは、重要なポイントです。

まだ太陽が出たばかりの早朝でも、真っ暗な深夜でも問題ありません。

たとえ、人の入るすきのない満員電車の中でも、授業をしてくれます。

頼りがいのある先生が、24時間あなたのそばにいる。

たかだか数千円のお金を払えば、あなたのために徹底的な授業をしてくれます。

素晴らしいことだと思いませんか。

参考書があれば、時間的、場所的制約から一気に解放してくれます。

参考書を使った勉強がはかどる理由は、それなのです。

参考書の賢い選び方と使い方(2)
  • 参考書を使って、勉強する場所や時間の制限から解放される。
参考書を選ぶときに必ず押さえておきたい、2つのポイント。

参考書の賢い選び方と使い方

  1. わかりやすい参考書は、優れた教師に匹敵する。
  2. 参考書があれば、授業を受ける時間と場所が自由になる。
  3. 参考書を選ぶときに必ず押さえておきたい、2つのポイント。
  4. ロングセラーは、おおむね当たりと考えていい。
  5. 本のカバーは、集中力を奪う。
  6. 本当に集中すれば、周りの様子は気にならなくなる。
  7. 参考書の浮気をしない人が、受験で合格を勝ち取る。
  8. 入門書レベルは、易しいものを選ぼう。
  9. 易しい入門書から始める真の理由とは、潜在意識をプラスに変えるため。
  10. 理解が難しい感情や雰囲気は、漫画を活用すればいい。
  11. 参考書に不明点があれば、買い換えるのではなく、わかる人に聞く。
  12. 本当に使える参考書は、2冊買ってもいい。
  13. 解説のない問題集には、落とし穴がある。
  14. 参考書をきれいに使っているうちは、まだ本当に生かしきれていない。
  15. なんとなく意味がわかる単語こそ、実は注意が必要。
  16. 教科書が主役。
    参考書は脇役。
  17. 理解できない原因は、あなたにあるのではなく、説明する側にある。
  18. 自分が「重要だ」と感じる部分は、必ずしも重要とは限らない。
  19. コピーをして抜き出せば、よく覚えられる。
  20. 試験範囲を網羅した長期用の参考書。
    理解を重視した短期用の参考書。
  21. 受験は競争だ。
    電子辞書でスピードに差をつけろ。
  22. 分量の多すぎる参考書は、挫折しやすくなる。
  23. 志望校に合格した人が使っていた参考書を使う。
  24. インターネット書店の書評を最大限に活用せよ。
  25. 参考書選びに失敗するのも、勉強の1つ。
  26. ちょっと難しいと感じるくらいがちょうどいい。
  27. 頭のいい人が合格するのではなく、精神的に強い人が合格する。
  28. 参考書の著者は、説明のプロ。
    上手な言葉を借りて、ほかの人に説明してみる。
  29. 向上心のない人と距離を置く。
    向上心のある人と深く付き合う。
  30. 「著者に対する信頼関係」ができれば、参考書への信頼も強くなる。

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