執筆者:水口貴博

参考書の賢い選び方と使い方

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参考書を選ぶときに必ず押さえておきたい、2つのポイント。

参考書を選ぶときに必ず押さえておきたい、2つのポイント。 | 参考書の賢い選び方と使い方

世の中には、2種類の説明があります。

  1. わかりにくい説明
  1. わかりやすい説明

わかりにくい説明は、理解するまでに時間がかかり、ストレスが多くなります。

もどかしく、聞いていていらいらします。

場合によっては、何度聞いても理解できないという内容さえあります。

一方、わかりやすい説明は、一度聞けば理解できます。

教えられる生徒の気持ちになり、図表を使って、理解できる言葉を選びながら教えてくれます。

本当にわかりやすい説明とは、聞いていて「なるほど」「へえ」「そうか」という瞬間がたくさんあります。

難しいはずの勉強ですが、なぜか元気になります。

そうさせる「わかりやすさ」があり、そう思わせる「リズム・進め方・波長」があります。

それが優秀な教師の条件であり、優秀な参考書の条件でもあります。

「教え方」は重要です。

教師選びにおいても「教え方」が重要であるように、参考書でも教え方がうまい参考書は、スムーズに学習も進みます。

以上の点から、参考書を選ぶポイントも同じです。

  1. わかりやすい解説であること
  1. 解説が充実していること

ここにポイントを置いて、参考書を選べばいい。

たとえ表紙が古臭かったり、風変わりであったりしても問題ありません。

値段が高くても、わかりやすい解説が充実していればOKです。

参考書の役割は、教科書では理解できない部分を補うことです。

そのためには教科書以上にわかりやすい解説であり、教科書以上に充実していることが条件なのです。

参考書の賢い選び方と使い方(3)
  • 解説がわかりやすくて、内容が充実している参考書を、選ぶ。
ロングセラーは、おおむね当たりと考えていい。

参考書の賢い選び方と使い方

  1. わかりやすい参考書は、優れた教師に匹敵する。
  2. 参考書があれば、授業を受ける時間と場所が自由になる。
  3. 参考書を選ぶときに必ず押さえておきたい、2つのポイント。
  4. ロングセラーは、おおむね当たりと考えていい。
  5. 本のカバーは、集中力を奪う。
  6. 本当に集中すれば、周りの様子は気にならなくなる。
  7. 参考書の浮気をしない人が、受験で合格を勝ち取る。
  8. 入門書レベルは、易しいものを選ぼう。
  9. 易しい入門書から始める真の理由とは、潜在意識をプラスに変えるため。
  10. 理解が難しい感情や雰囲気は、漫画を活用すればいい。
  11. 参考書に不明点があれば、買い換えるのではなく、わかる人に聞く。
  12. 本当に使える参考書は、2冊買ってもいい。
  13. 解説のない問題集には、落とし穴がある。
  14. 参考書をきれいに使っているうちは、まだ本当に生かしきれていない。
  15. なんとなく意味がわかる単語こそ、実は注意が必要。
  16. 教科書が主役。
    参考書は脇役。
  17. 理解できない原因は、あなたにあるのではなく、説明する側にある。
  18. 自分が「重要だ」と感じる部分は、必ずしも重要とは限らない。
  19. コピーをして抜き出せば、よく覚えられる。
  20. 試験範囲を網羅した長期用の参考書。
    理解を重視した短期用の参考書。
  21. 受験は競争だ。
    電子辞書でスピードに差をつけろ。
  22. 分量の多すぎる参考書は、挫折しやすくなる。
  23. 志望校に合格した人が使っていた参考書を使う。
  24. インターネット書店の書評を最大限に活用せよ。
  25. 参考書選びに失敗するのも、勉強の1つ。
  26. ちょっと難しいと感じるくらいがちょうどいい。
  27. 頭のいい人が合格するのではなく、精神的に強い人が合格する。
  28. 参考書の著者は、説明のプロ。
    上手な言葉を借りて、ほかの人に説明してみる。
  29. 向上心のない人と距離を置く。
    向上心のある人と深く付き合う。
  30. 「著者に対する信頼関係」ができれば、参考書への信頼も強くなる。

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