参考書にもレベルがあり、入門書レベルのものもあれば、応用レベルのものもあります。
まずスタートラインといえば、入門レベルからですね。
そんな数多くの入門レベルの参考書を選ぶとき、アドバイスがあります。
入門書の中でも、特に易しいものを選ぶのがポイントです。
絶対に挫折をしないためです。
何事も初めが肝心と言います。
欲を出して、いきなり難しいことをやろうとするのはよくありません。
下手にかっこつけて難しそうな内容を選ぶと、すぐ壁に当たって勉強が中断し、途方に暮れてしまいます。
たとえば、高校生でも、英語が大の苦手なら、中学生向けの参考書から始めてもかまいません。
むしろそうしたほうがいい。
事実、私は高校1年のとき、苦手な英語を勉強するために手をつけたのは、中学生向けの参考書でした。
自分は高校生だから高校生向けの本を買わなければならないというルールはありません。
はじめだからこそ謙虚になり、少しレベルが低すぎるのではないかと思うくらいから始めたほうが、結果としてうまくいきます。
確実にレベルを上げるために、無難な道を選びます。
勉強に近道はありません。
こつこつした積み重ねこそ、勉強の王道なのです。