執筆者:水口貴博

参考書の賢い選び方と使い方

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受験は競争だ。電子辞書でスピードに差をつけろ。

受験は競争だ。電子辞書でスピードに差をつけろ。 | 参考書の賢い選び方と使い方

教科書以外で、勉強に必要な物といえば、参考書のほかにもう1つあります。

辞書です。

英語辞典・国語辞典・歴史関連の用語集など必要です。

はたまた古文用の辞書や生物の用語辞典などさまざまです。

ページ数が多いため、重いのが特徴です。

重さは、勉強するときのやる気を奪います。

重いと、へこみます。

紙の辞書1冊カバンに入れると、急に重くなり、疲れやすくなります。

カバンを持ったり、重い辞書を机から出し入れしたりするのは体力を使います。

ページ数が多いため、知りたい言葉を探すにも、時間と体力を使います。

1回は小さなものでも、調べる量が多くなればなるほど、ちりも積もれば山となります。

結果として、勉強をする体力まで奪ってしまいます。

しかも英語の辞書・歴史の辞書・国語の辞書など、複数の辞書を持つなんて、あまりに重すぎです。

しかし、やはり勉強のときには辞書は欠かせませんし、知らない単語や曖昧な用語をほうっておくわけにもいきません。

そこでおすすめするのが「電子辞書」です。

紙の辞書を持つのは、もはや時代遅れです。

一昔前の古風な人なら「紙の辞書が一番」と言いますが、時代は変わったことを受け入れましょう。

重要なのは、スピードと効率です。

受験は競争ですから、ほかの人より速くて効率よく勉強を進める必要がありますね。

科学技術の発達によって高性能な小型電子辞書が登場しました。

ためらいなく、受験勉強に取り入れることです。

電子辞書を使えば、一瞬で調べることができます。

軽いのも特徴です。

勉強が、飛躍的に、はかどります。

もちろん国語用の電子辞書や英語用の電子辞書など、科目別に分けてもいいでしょう。

可能なら、複数の辞書が1つにまとまった一体型の電子辞書も、視野に入れましょう。

とりあえず「広辞苑こうじえん」が搭載されているものがおすすめです。

国語辞典と百科事典を兼ね備えた画期的な辞書として、有名です。

国語辞典の役割はもちろんのこと、ことわざ・四字熟語・有名な歴史上の人物名や出来事なども含まれています。

ちなみに私も、広辞苑の愛用者です。

もちろん高値ではありますが、その価値は十分あるでしょう。

電子辞書は、スピードと効率の鍵を握るのです。

参考書の賢い選び方と使い方(21)
  • 紙の辞書より、電子辞書を持つ。
分量の多すぎる参考書は、挫折しやすくなる。

参考書の賢い選び方と使い方

  1. わかりやすい参考書は、優れた教師に匹敵する。
  2. 参考書があれば、授業を受ける時間と場所が自由になる。
  3. 参考書を選ぶときに必ず押さえておきたい、2つのポイント。
  4. ロングセラーは、おおむね当たりと考えていい。
  5. 本のカバーは、集中力を奪う。
  6. 本当に集中すれば、周りの様子は気にならなくなる。
  7. 参考書の浮気をしない人が、受験で合格を勝ち取る。
  8. 入門書レベルは、易しいものを選ぼう。
  9. 易しい入門書から始める真の理由とは、潜在意識をプラスに変えるため。
  10. 理解が難しい感情や雰囲気は、漫画を活用すればいい。
  11. 参考書に不明点があれば、買い換えるのではなく、わかる人に聞く。
  12. 本当に使える参考書は、2冊買ってもいい。
  13. 解説のない問題集には、落とし穴がある。
  14. 参考書をきれいに使っているうちは、まだ本当に生かしきれていない。
  15. なんとなく意味がわかる単語こそ、実は注意が必要。
  16. 教科書が主役。
    参考書は脇役。
  17. 理解できない原因は、あなたにあるのではなく、説明する側にある。
  18. 自分が「重要だ」と感じる部分は、必ずしも重要とは限らない。
  19. コピーをして抜き出せば、よく覚えられる。
  20. 試験範囲を網羅した長期用の参考書。
    理解を重視した短期用の参考書。
  21. 受験は競争だ。
    電子辞書でスピードに差をつけろ。
  22. 分量の多すぎる参考書は、挫折しやすくなる。
  23. 志望校に合格した人が使っていた参考書を使う。
  24. インターネット書店の書評を最大限に活用せよ。
  25. 参考書選びに失敗するのも、勉強の1つ。
  26. ちょっと難しいと感じるくらいがちょうどいい。
  27. 頭のいい人が合格するのではなく、精神的に強い人が合格する。
  28. 参考書の著者は、説明のプロ。
    上手な言葉を借りて、ほかの人に説明してみる。
  29. 向上心のない人と距離を置く。
    向上心のある人と深く付き合う。
  30. 「著者に対する信頼関係」ができれば、参考書への信頼も強くなる。

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