執筆者:水口貴博

参考書の賢い選び方と使い方

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解説のない問題集には、落とし穴がある。

解説のない問題集には、落とし穴がある。 | 参考書の賢い選び方と使い方

問題集でよく起こりがちな失敗があります。

力試しに問題を解いて、答え合わせをした結果、いくつか間違ったところが見つかります。

正しい正解がわかった後、当然のごとく「なぜその答えになるのか」という理由を知りたくなります。

いわば、正解にたどり着くまでのプロセスです。

しかし、問題集の種類によっては、正解しか書いておらず、肝心の解説がないものがあります。

せっかく知識の穴を見つけたのはいいですが、答えに導くまでのプロセスや理由がわからず、消化不良で終わります。

答えがわかっても、答えの見つけ方がわからないのでは、意味がありません。

「騙された!」という気持ちになります。

一度は、経験があるのではないでしょうか。

もちろんわからなかった部分を、後から教科書を使って調べてもいいですが、時間も手間もかかります。

では、どのような問題集がいいのでしょうか。

やはり、解説付きの問題集です。

間違った後、きちんとフォローのある問題集が理想的です。

解説も、内容が豊富で、わかりやすく説明されているものが、おすすめです。

時間のロスが小さくなります。

間違ったとしても、スムーズに改善できることでしょう。

限られた時間の中で、スムーズに勉強を進められるようになるのです。

参考書の賢い選び方と使い方(13)
  • わかりやすい解説がついている問題集を選ぶ。
参考書をきれいに使っているうちは、まだ本当に生かしきれていない。

参考書の賢い選び方と使い方

  1. わかりやすい参考書は、優れた教師に匹敵する。
  2. 参考書があれば、授業を受ける時間と場所が自由になる。
  3. 参考書を選ぶときに必ず押さえておきたい、2つのポイント。
  4. ロングセラーは、おおむね当たりと考えていい。
  5. 本のカバーは、集中力を奪う。
  6. 本当に集中すれば、周りの様子は気にならなくなる。
  7. 参考書の浮気をしない人が、受験で合格を勝ち取る。
  8. 入門書レベルは、易しいものを選ぼう。
  9. 易しい入門書から始める真の理由とは、潜在意識をプラスに変えるため。
  10. 理解が難しい感情や雰囲気は、漫画を活用すればいい。
  11. 参考書に不明点があれば、買い換えるのではなく、わかる人に聞く。
  12. 本当に使える参考書は、2冊買ってもいい。
  13. 解説のない問題集には、落とし穴がある。
  14. 参考書をきれいに使っているうちは、まだ本当に生かしきれていない。
  15. なんとなく意味がわかる単語こそ、実は注意が必要。
  16. 教科書が主役。
    参考書は脇役。
  17. 理解できない原因は、あなたにあるのではなく、説明する側にある。
  18. 自分が「重要だ」と感じる部分は、必ずしも重要とは限らない。
  19. コピーをして抜き出せば、よく覚えられる。
  20. 試験範囲を網羅した長期用の参考書。
    理解を重視した短期用の参考書。
  21. 受験は競争だ。
    電子辞書でスピードに差をつけろ。
  22. 分量の多すぎる参考書は、挫折しやすくなる。
  23. 志望校に合格した人が使っていた参考書を使う。
  24. インターネット書店の書評を最大限に活用せよ。
  25. 参考書選びに失敗するのも、勉強の1つ。
  26. ちょっと難しいと感じるくらいがちょうどいい。
  27. 頭のいい人が合格するのではなく、精神的に強い人が合格する。
  28. 参考書の著者は、説明のプロ。
    上手な言葉を借りて、ほかの人に説明してみる。
  29. 向上心のない人と距離を置く。
    向上心のある人と深く付き合う。
  30. 「著者に対する信頼関係」ができれば、参考書への信頼も強くなる。

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