書店には、山のようにある参考書があります。
吟味するために、すべての本を立ち読みするだけでも時間がかかります。
一つ一つ自分の目で確かめるのもいいですが、不安があります。
使い始めてから「思ったより使いにくいな」と感じ始めるのではないかという不安です。
「参考書選びにできるだけ失敗したくない」
誰もが抱く不安ですね。
私の場合、資格取得の勉強を始める際、いつも最初にすることといえば「合格者が使っていた参考書情報を集めること」です。
これは大学受験のときから、社会人になって資格取得をする今でも活用している方法です。
いきなり勉強を始めるのではなく、合格者が使っていた参考書の情報を徹底的に集めることから始めます。
これには時間をかけます。
場合によっては、1日以上も時間をかけることもあります。
合格した人が使っていた参考書情報は、まさに合格の鍵を握る部分ですから、特に力を入れておきたいところです。
何人かの合格者が「これはおすすめ」と、意見が一致する参考書があれば、信用してもいいでしょう。
もし、合格した先輩たちが身近にいなければ「インターネット上の書店の書評」を使って情報を集めましょう。
有名なところでは、巨大書店サイトアマゾンです。
本の書評を見て「これを使って合格しました」というフレーズを目安にして探していけば、すぐ見つかります。
そのほか、インターネット上には、中高生・大学受験・予備校生向けに受験情報を集めた掲示板や質問サイトなどがあります。
そうした情報サイトを使って探せば、強力な情報がすぐ手に入ります。
必ずしも正しい評価ばかりではありませんが、他人からの評価や意見は、参考書選びの指標になるはずです。