執筆者:水口貴博

受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

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恋人がいると受験に失敗するのは、嘘。

恋人がいると受験に失敗するのは、嘘。 | 受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

恋愛に興味を持ち始める時期は、10代の後半ごろからです。

思春期であり、異性に興味が出てくる時期です。

この時期に限って、大切な受験時代と重なります。

思春期と受験期がずれてくれればいいですが、むしろ重なります。

神様のいたずらにさえ感じますね。

私が学生時代は、こんな話をよく耳にしました。

「受験中に恋愛すると、試験に落ちる」

付き合っていると、恋人のことが気になって勉強に集中できなくなり受験に失敗する、という意味です。

本当にそうでしょうか。

好きな人がいればそれでいいです。

付き合っている人がいれば、無理に別れる必要もありません。

事実、私が学生時代には、付き合っているにもかかわらず大学に合格する人が大勢いました。

私も今、恋人がいますが、彼女がいて勉強に集中できなければ、こんなにたくさんの文章を書くこともできなかったはずです。

大切なことは、恋人がいるかどうかではありません。

オンとオフの「メリハリ」があるかどうかです。

恋人がいて本当に受験に落ちてしまう人は、いつもその人のことばかりに没頭して、メリハリがなくなってしまうことが原因です。

メリハリを忘れた人は、恋人問題に限らず、何でも失敗します。

好きな人がいても、デートの時間と勉強の時間をきちんと分けてメリハリをつけていれば、まったく問題ありません。

そういうメリハリをつけやすくなり、むしろ受験がうまくいきやすくなることもあるでしょう。

デートの時間が気分転換になると感じる人もいるはずです。

勉強への励みになる人もいるでしょう。

恋人とデートする時間はあっても問題ありません。

その代わり、勉強にも集中する時間をきちんと確保できていればいいのです。

受験勉強の意味と理由を考える覚悟(19)
  • 受験中のメリハリを意識する。
禁欲的な生活を避けつつ、勉強に集中できる工夫がある。

受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

  1. 旅の始まりは、ゴール地点を定めることから始まる。
  2. 「何をやりたいのか」を基準に大学を決める。
    これに勝る選択基準はない。
  3. 田舎を脱出するために勉強を始めてもいい。
  4. 未来を切り開く方法は、勉強するのが一番簡単。
  5. 限られた時間内に、合格点を目指すのが受験勉強。
  6. ハイレベルの大学を目指して、勉強への勢いをつけろ!
  7. モテたければ、賢くなるのが一番。
  8. 「勉強しなければならないこと」より「勉強しなくていいこと」をはっきりさせる。
  9. 合格に関係のない勉強は、合格した後にすればいい。
  10. 志望校は宣言せよ!
  11. 真剣に勉強するから、適正が見えてくる。
  12. 勉強は、始めたばかりのころが一番大変。
    しばらく続けていれば、楽になる。
  13. 「勉強が嫌い」と拒むのは簡単。
    それを乗り越える訓練をしている。
  14. 今の勉強が、役立っているところを想像する。
  15. 参考書以外に必要で大切な本がある。
  16. やる気がなくても、とりあえず体を動かす癖をつける。
  17. 友人と行動してばかりの勉強は進みにくい。
  18. 「昨日わからなかったことが、今日からわかるようになる」これが勉強の面白さ。
  19. 恋人がいると受験に失敗するのは、嘘。
  20. 禁欲的な生活を避けつつ、勉強に集中できる工夫がある。
  21. 覚えられない理由を頭の悪さにしない。
    きちんとした勉強法を学ぶこと。
  22. 勉強ばかりできる今だからこそ、後悔しないように専念する。
  23. 勉強にもウォーミングアップが必要。
  24. 長丁場の試験勉強では、2種類の計画が必要になる。
  25. 勉強するほどでもない短い時間を、最大限に活用。
  26. 得意分野から始める真の理由とは、自信をつけるため。
  27. 「ここに来れば、なぜか集中できる」という場所を見つけよう。
  28. 受験時代に培った勉強法は、社会に出てからも通用する世渡り術へと変化する。
  29. 学生時代に節約は必要ない。
    回収可能な抜群の投資時期と考えていい。
  30. 学力の差がつく瞬間は、朝ご飯を食べるときから始まっている。

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