執筆者:水口貴博

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

14

本来、水はおいしい。

本来、水はおいしい。 | ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

世の中には、さまざまなおいしい飲み物があります。

ジュース。

コーヒー。

紅茶。

スポーツドリンク。

おいしい飲み物がこれだけ世の中にあふれていると「今さら水なんて」と思う人もいるでしょう。

いえ、だからこそ水です。

「水なんて味がない」

「どうせ飲むならおいしい飲み物のほうがいい」

本当にそうでしょうか。

たしかにその気持ちはわかりますが、ちょっと待ってください。

味があるということは、何かが含まれているはずです。

砂糖、カフェイン、添加物、着色料など、体にとって「不要なもの」が含まれています。

たとえおいしく感じても、それらが体によくなければ話は別です。

体が本当に喜ぶ飲み物を飲んでください。

やはり、水しかありません。

無色透明の普通の水こそ、健康の基本です。

人の体の60パーセントは、水で構成されています。

きれいな水を飲めば、体中が生き生きし始めます。

肌の調子もよくなり、髪にもつやが戻り、お通じもよくなります。

水でなければいけません。

不要なものが混ざっていると、その効果は半減、あるいはそれ以下です。

水に味がないのは、嘘です。

急いで飲もうとするから、水の味が感じられないだけです。

ゆっくり、じっくり飲んでください。

不思議と無色透明の水が、おいしく感じられるはずです。

本来、十分に水はおいしいのです。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ(14)
  • ジュースを飲むなら、水を飲む。
人生のステージに応じて、住む場所を変える。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

  1. ゆっくりだからこそ、見えるものがある。
  2. スローライフの真意とは、心を充実させること。
  3. スローとだらだらは、別である。
  4. 早歩きをやめる。
  5. 階段を、1段飛ばしで上がらない。
  6. 1日中、読書を楽しむ日を作る。
  7. 即答は、思わぬ失言を招く。
  8. スローになると、優しい気持ちがよみがえってくる。
  9. 現在は、これまでの過去の「結果」。
    現在は、これからやってくる未来の「原因」。
  10. たくさんの作品を楽しむより、1つの作品を何度も楽しむ。
  11. 世界的にヒットしているシリーズ作品には、大作が多い。
  12. 食事をすればいいと言うわけではない。
    作るところから食事を味わう。
  13. 精神と呼吸は、深いところではつながっている。
  14. 本来、水はおいしい。
  15. 人生のステージに応じて、住む場所を変える。
  16. よく噛んで、よく味わい、健康になる。
  17. 速く働く心は病んでいる。
    ゆっくり働く心は健全である。
    不動の心は神聖である。
  18. 私たちが最終的に目指すべきは「不動の心」。
  19. 電車の窓から、外の景色を楽しむ。
  20. 疲れたから休憩ではなく、疲れる前に休憩する。
  21. いい物品と長い年月を共にして、愛着を根づかせる。
  22. 使う頻度や使用時間の長さから考えれば、寝具は最もお金をかけるべき。
  23. ファストフードやジャンクフードを、食べない。
  24. ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減り速くなる。
  25. 遠くを見ていると、生き方は安定する。
  26. 植物の成長は、時間がかかるからこそいい。
  27. ちびちびと食べれば、長く味を楽しめる。
  28. なぜデパートの地下の食品売り場には、時計がないのか。
  29. 値札を見ないで、買い物をする。
  30. 自然の音こそ、一番のヒーリングミュージック。

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