執筆者:水口貴博

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

20

疲れたから休憩ではなく、疲れる前に休憩する。

疲れたから休憩ではなく、疲れる前に休憩する。 | ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

あなたは休憩を、どのようなタイミングで入れていますか。

「疲れたとき」

おそらくほとんどの人が、こう答えることでしょう。

しかし、疲れてからでは手遅れなのです。

疲れを感じているのは、すでに限界に達しているということです。

「疲れた。もう限界……」

そう思っているときには、すでに人の話を聞く余裕はありません。

当然、人に優しい言葉をかける余裕もなく、プレゼントを買うことを考えることもありません。

とにかく「休みたい」という気持ちでいっぱいでしょう。

そういうときは、いらいらしやすくなっていたり、言葉遣いも悪くなっていたりします。

余裕は、なくなる前に対策を打つことです。

すなわち、疲れたから休憩ではなく、疲れる前に休憩をします。

疲れそうだなと予感したときには、自分から積極的に休憩する習慣を持ちましょう。

気持ちに余裕を保つためです。

いつも疲れていない状態なら、人の話を聞いたり、人に優しい言葉をかけたり、プレゼントを買うことを考える余裕もできます。

人間らしい活動を営めます。

まずは、疲れる前の休憩が大切なのです。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ(20)
  • 疲れる前に、休憩する。
いい物品と長い年月を共にして、愛着を根づかせる。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

  1. ゆっくりだからこそ、見えるものがある。
  2. スローライフの真意とは、心を充実させること。
  3. スローとだらだらは、別である。
  4. 早歩きをやめる。
  5. 階段を、1段飛ばしで上がらない。
  6. 1日中、読書を楽しむ日を作る。
  7. 即答は、思わぬ失言を招く。
  8. スローになると、優しい気持ちがよみがえってくる。
  9. 現在は、これまでの過去の「結果」。
    現在は、これからやってくる未来の「原因」。
  10. たくさんの作品を楽しむより、1つの作品を何度も楽しむ。
  11. 世界的にヒットしているシリーズ作品には、大作が多い。
  12. 食事をすればいいと言うわけではない。
    作るところから食事を味わう。
  13. 精神と呼吸は、深いところではつながっている。
  14. 本来、水はおいしい。
  15. 人生のステージに応じて、住む場所を変える。
  16. よく噛んで、よく味わい、健康になる。
  17. 速く働く心は病んでいる。
    ゆっくり働く心は健全である。
    不動の心は神聖である。
  18. 私たちが最終的に目指すべきは「不動の心」。
  19. 電車の窓から、外の景色を楽しむ。
  20. 疲れたから休憩ではなく、疲れる前に休憩する。
  21. いい物品と長い年月を共にして、愛着を根づかせる。
  22. 使う頻度や使用時間の長さから考えれば、寝具は最もお金をかけるべき。
  23. ファストフードやジャンクフードを、食べない。
  24. ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減り速くなる。
  25. 遠くを見ていると、生き方は安定する。
  26. 植物の成長は、時間がかかるからこそいい。
  27. ちびちびと食べれば、長く味を楽しめる。
  28. なぜデパートの地下の食品売り場には、時計がないのか。
  29. 値札を見ないで、買い物をする。
  30. 自然の音こそ、一番のヒーリングミュージック。

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