執筆者:水口貴博

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

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ちびちびと食べれば、長く味を楽しめる。

ちびちびと食べれば、長く味を楽しめる。 | ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

あなたは食事をするときに、がつがつ食べるタイプですか。

それともちびちびと食べるタイプですか。

スローライフでは、食事はちびちびと食べましょう。

ジュースを飲むときにも、ちびちび。

食事をするときも、ちびちび。

ケーキを食べるときも、ちびちび。

少しずつ食べる目的は、もちろん健康面での意味もあります。

食事の早さがゆっくりになることで満腹を感じやすくなるため、食べる量も少なくなります。

血糖値の上昇も緩やかになり、臓器への負担も小さくなります。

しかし、真の理由はほかにあります。

「味を長く楽しむことができるところ」です。

たとえば、ケーキを「がつがつ食べたとき」と「ちびちび食べたとき」で、味は変わるでしょうか。

いいえ、変わらないはずです。

変わらなければ、ちびちび食べたほうが得です。

がつがつ食べてしまえば、あっという間になくなり、味わう時間も短くなります。

しかし、ちびちびと少しずつ口に運べば、なくなるまでに時間がかかるので、味を長く楽しめます。

少しずつ食べることで、食事を楽しむ時間が何倍も長くなります。

どうせ味が変わらなければ、やはり長く味わいたいですね。

ちびちびは、食事のおいしさを長く味わうための工夫なのです。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ(27)
  • わざと、ちびちびと食べる。
なぜデパートの地下の食品売り場には、時計がないのか。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

  1. ゆっくりだからこそ、見えるものがある。
  2. スローライフの真意とは、心を充実させること。
  3. スローとだらだらは、別である。
  4. 早歩きをやめる。
  5. 階段を、1段飛ばしで上がらない。
  6. 1日中、読書を楽しむ日を作る。
  7. 即答は、思わぬ失言を招く。
  8. スローになると、優しい気持ちがよみがえってくる。
  9. 現在は、これまでの過去の「結果」。
    現在は、これからやってくる未来の「原因」。
  10. たくさんの作品を楽しむより、1つの作品を何度も楽しむ。
  11. 世界的にヒットしているシリーズ作品には、大作が多い。
  12. 食事をすればいいと言うわけではない。
    作るところから食事を味わう。
  13. 精神と呼吸は、深いところではつながっている。
  14. 本来、水はおいしい。
  15. 人生のステージに応じて、住む場所を変える。
  16. よく噛んで、よく味わい、健康になる。
  17. 速く働く心は病んでいる。
    ゆっくり働く心は健全である。
    不動の心は神聖である。
  18. 私たちが最終的に目指すべきは「不動の心」。
  19. 電車の窓から、外の景色を楽しむ。
  20. 疲れたから休憩ではなく、疲れる前に休憩する。
  21. いい物品と長い年月を共にして、愛着を根づかせる。
  22. 使う頻度や使用時間の長さから考えれば、寝具は最もお金をかけるべき。
  23. ファストフードやジャンクフードを、食べない。
  24. ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減り速くなる。
  25. 遠くを見ていると、生き方は安定する。
  26. 植物の成長は、時間がかかるからこそいい。
  27. ちびちびと食べれば、長く味を楽しめる。
  28. なぜデパートの地下の食品売り場には、時計がないのか。
  29. 値札を見ないで、買い物をする。
  30. 自然の音こそ、一番のヒーリングミュージック。

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