執筆者:水口貴博

たるんだ心と気持ちを引き締める30の方法

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大きな夢を小さく区切れば、手をつけやすくなる。

大きな夢を小さく区切れば、手をつけやすくなる。 | たるんだ心と気持ちを引き締める30の方法

遠いところにある夢は、遠いがゆえに、ぼやけて見えます。

おおむね進むべき方向はわかっていますが、遠くにありすぎて、現実味がありません。

蜃気楼しんきろうのようです。

そのため、やる気も根気もなかなか出ません。

夢が遠くにあるのは、仕方ないことです。

それは当然です。

しかし、ある賢い方法を使って、夢を近くに引き寄せることはできます。

では、遠くにある夢を近くにするためにはどうすればいいのでしょう。

大きな夢を小さく区切って、それぞれを「目標」にすればいい。

いきなり大きな夢を達成するのではありません。

小さな目標を1つずつ丁寧に乗り越えていくことで、夢に近づくプロセスにすればいい。

目標は、近くにあるので具体的です。

目標を乗り越えていくことで、大きな夢に近づくことになります。

たとえば「自分の本を出版する」という夢があるとします。

実力も実績もない人がいきなり出版社に頼んでも、門前払いを食らうだけです。

話さえ聞いてもらえないでしょう。

夢としては立派ですが、いきなり達成するのは難しいです。

まず「自分の本を出版する」という大きな夢を、小さな目標として区切ってください。

手始めに、1日に原稿用紙3枚を目標に書き始めます。

実力を身につけるためのペースであり、量です。

慣れてくれば次の目標として、1冊の本を書き上げることに挑戦します。

雑誌に投稿したり、ブログや自分でウェブサイトを作ったりなどして公開します。

さらに慣れてくれば、作品を2冊・3冊と増やしていけばいいでしょう。

ポイントは、本を出版できるだけの実力と実績を、あらかじめ身につけておくことです。

量をこなして、実績を積み上げながら力をつけていきます。

実力と実績があればできるはずです。

出版社から振り向いてもらえます。

本当に素晴らしい文章を書くことができれば、必ず人気サイトになるはずです。

人気サイトになれば、逆に出版社から「本を出しませんか」という声がかかります。

晴れて本を出版という流れになります。

まずは、夢を小さく区切ってください。

遠い夢はぼんやりしますが、小さく区切って見ると、手を付けやすくなるのです。

たるんだ心と気持ちを引き締める方法(4)
  • 大きな夢は、小さく区切って、一口サイズにする。
夢までの距離が遠いほど、おのずからペースもゆっくりになる。

たるんだ心と気持ちを引き締める30の方法

  1. 夢があるからこそ、人間は生き生きする。
  2. 夢を見つけるキーワードは「好きなこと」と「得意なこと」。
  3. 好きなことや得意なことは、一番になる必要はない。
  4. 大きな夢を小さく区切れば、手をつけやすくなる。
  5. 夢までの距離が遠いほど、おのずからペースもゆっくりになる。
  6. プレッシャーがあるから、強い精神力を身につけられる。
  7. プレッシャーというダンベルを活用すれば、精神力は鍛えられる。
  8. 精神力のトレーニングは、筋トレと同じ。
  9. 心と体の緩みは、酸っぱいもので引き締める。
  10. 冷たいものに触れると、心も気持ちも引き締まる。
  11. 朝一番に好きなことが待っていれば、早起きができるようになる。
  12. 人に腹が立ったら、世間知らずを相手にしているのだと考える。
  13. 朝に余裕がない人は、人生にも余裕がない。
  14. 悪条件こそ、知的レベルを上げるチャンスだ。
  15. 恥ずかしい経験が、あなたの心と体を引き締める。
  16. ライバルに勝ちたければ、一度ライバルのファンになる。
  17. そりの合わない人がいるから、仕事がはかどる。
  18. 水風呂で、身も心も引き締める。
  19. 環境は、お金を出してでも買え。
  20. 定期的に模擬試験を受けて、ショックを受ける。
  21. 団体行動をすると、だらだらしたくてもできなくなる。
  22. 仕事の記録をつけて、成長を実感する。
  23. 食事を取らないと、すべてにおいて不利になる。
  24. 自分の財布からお金を出して学校に通う人は、意気込みがすごい。
  25. 自己管理が苦手な人は、学校に頼ればいい。
    ただし、自分のお金を使うこと。
  26. 競争の世界に身を置くと、おのずから闘争心が湧いてくる。
  27. あなたの人生は、常に上向きである。
  28. 「もっとたくさん」と考えるのは心の病。
  29. デジタル時計よりアナログ時計のほうが、時間量を感覚的に捉えられる。
  30. 親からの支援を自分から断ち切る。

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