執筆者:水口貴博

たるんだ心と気持ちを引き締める30の方法

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好きなことや得意なことは、一番になる必要はない。

好きなことや得意なことは、一番になる必要はない。 | たるんだ心と気持ちを引き締める30の方法

夢を持つ話をすると「日本一」「世界一」を連想する傾向があります。

もちろんそういう環境や機会に恵まれた人はそうすればいい。

テレビや雑誌で注目を浴びているのは一番になった人ばかりなので、自然とそういう発想をしてしまうのでしょう。

しかし、必ずしも一番にならなければいけないわけではありません。

よく考えてみましょう。

自分のためになることは、金メダリストにならなければ、達成できないでしょうか。

他人の役に立つために、日本一にならなければ役に立てられないでしょうか。

社会に貢献するためには、世界一にならなければ実現できないことでしょうか。

いいえ、どれも一番になる必要はありません。

もちろん一番に近いほど効果も大きくなりますが、そうである必要はありません。

5番や10番でもいい。

100番でも1,000番でもかまいません。

大切なことは「自分を生かしきっているかどうか」です。

自分の好きなことや得意なことを、自分・他人・社会のために十分生かしていればいい。

それで、すでに目的は達成できています。

夢の途中でありながら、次々と夢を達成しています。

あなたは太陽のような輝きを、周りに与えているということです。

宇宙には、太陽より明るく輝いている星があります。

明るさから言えば、太陽は広い宇宙の中では、100番目かもしれません。

1,000番目かもしれませんし、それ以下かもしれません。

しかし、太陽は自分より明るい存在があっても気にしていません。

今の自分ができる最大限の輝きを保っています。

太陽は太陽らしく輝くことで、自分と周りを明るく照らしています。

輝いている瞬間、すでに夢を達成できています。

個性が発揮でき、自分・他人・社会のために生かされていれば、一番になる必要はないのです。

たるんだ心と気持ちを引き締める方法(3)
  • 一番を目指すのではなく「自分の才能を生かしきること」を目指す。
大きな夢を小さく区切れば、手をつけやすくなる。

たるんだ心と気持ちを引き締める30の方法

  1. 夢があるからこそ、人間は生き生きする。
  2. 夢を見つけるキーワードは「好きなこと」と「得意なこと」。
  3. 好きなことや得意なことは、一番になる必要はない。
  4. 大きな夢を小さく区切れば、手をつけやすくなる。
  5. 夢までの距離が遠いほど、おのずからペースもゆっくりになる。
  6. プレッシャーがあるから、強い精神力を身につけられる。
  7. プレッシャーというダンベルを活用すれば、精神力は鍛えられる。
  8. 精神力のトレーニングは、筋トレと同じ。
  9. 心と体の緩みは、酸っぱいもので引き締める。
  10. 冷たいものに触れると、心も気持ちも引き締まる。
  11. 朝一番に好きなことが待っていれば、早起きができるようになる。
  12. 人に腹が立ったら、世間知らずを相手にしているのだと考える。
  13. 朝に余裕がない人は、人生にも余裕がない。
  14. 悪条件こそ、知的レベルを上げるチャンスだ。
  15. 恥ずかしい経験が、あなたの心と体を引き締める。
  16. ライバルに勝ちたければ、一度ライバルのファンになる。
  17. そりの合わない人がいるから、仕事がはかどる。
  18. 水風呂で、身も心も引き締める。
  19. 環境は、お金を出してでも買え。
  20. 定期的に模擬試験を受けて、ショックを受ける。
  21. 団体行動をすると、だらだらしたくてもできなくなる。
  22. 仕事の記録をつけて、成長を実感する。
  23. 食事を取らないと、すべてにおいて不利になる。
  24. 自分の財布からお金を出して学校に通う人は、意気込みがすごい。
  25. 自己管理が苦手な人は、学校に頼ればいい。
    ただし、自分のお金を使うこと。
  26. 競争の世界に身を置くと、おのずから闘争心が湧いてくる。
  27. あなたの人生は、常に上向きである。
  28. 「もっとたくさん」と考えるのは心の病。
  29. デジタル時計よりアナログ時計のほうが、時間量を感覚的に捉えられる。
  30. 親からの支援を自分から断ち切る。

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