ラジオのスイッチを入れて、聞こえてくるパーソナリティーの声に耳を傾けてください。
ラジオのパーソナリティーは、声が低い人が多いと思いませんか。
テレビでも同じです。
男性アナウンサーに選ばれる人は、低い声の人が多いことが特徴です。
ニュースで読み上げる言葉が低いと、話の内容までもっともらしく聞こえます。
たまたまではありません。
声が低いほうが重圧感はあり、発する言葉が信用されやすいから、低い声の人を採用しています。
特に男性は、声が低いほうがモテます。
高い声で「愛している」とささやかれるより、低い声で「愛している」というほうが、気持ちが込められているように聞こえます。
低い声の重みは、言葉の重みにまで影響します。
声が低いほうが、大物に見られやすいです。
もちろん地声を変えるのは容易ではありません。
地声を変えるというと、ボイストレーニングを連想しますが、本格的に構える必要はありません。
せめて、今より少し低くなるだけでもできるのではないでしょうか。
また面接や商談、会議のような勝負所だけでも、いつもより低い声を意識することです。