執筆者:水口貴博

尊敬される上司になる30の条件

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部下に夢を与えるのが、人望を集める上司。

部下に夢を与えるのが、人望を集める上司。 | 尊敬される上司になる30の条件

人望を集める上司は、部下に夢を与えるのが上手です。

部下は夢を持ちたいと思っています。

「仕事に夢を持って自分を向上させたい」「明るい未来につなげたい」という希望があります。

仕事に夢がないと、ゴールのない人生に迷ってしまい、張りがなくなり、だらだらします。

しかし、夢さえあれば、潤いを取り戻し、貴重な一瞬を頑張れます。

プロ野球選手は、たった1つのヒットを打つために、無限とも思える大量の練習を積み重ねています。

一般人からすれば「あんなに淡々とした練習を飽きないで、なぜ毎日続けられるのか」と感心します。

プロ野球で打率の高いバッターには、そういう夢を与える監督がいます。

選手とはいえ、ロボットではありません。

淡々とした練習にくじけそうになります。

しかし、そんなとき夢を与える監督がいれば、選手は生き返ります。

「この練習をすれば、ホームランを打てるようになる」

「あとこれだけ練習をすれば、これだけヒットが打てるようになる」

「たくさんの子どもたちに夢を与えるために仕事をしているんだ」

具体的で明るい夢を与えます。

その夢に、選手は輝きを取り戻し、淡々とした練習を続けることができます。

ヒットを量産できるバッターも素晴らしいですが、そういうバッターを生み出す監督も優秀です。

これは職場でも同じです。

毎日淡々とした仕事は、ロボットではありませんから、ある日、くじけそうになります。

そんなとき、部下の未来にとってどんな意味があるのかを、きちんと提示できる上司になることです。

「この職場の仕事を生かして資格を取得しようよ。そうすれば収入も上がるだろう」

「この職場で仕事ができるようになれば、どこでも転職できる」

「子どもにとって、手本となる大人になろう」

明るい夢を与えれば、部下は「よし。頑張るぞ!」とやる気になります。

部下に夢を与えるのが、人望を集める上司です。

尊敬される上司になる条件(5)
  • 部下に夢を与える上司になる。
人望を集める上司ほど、口数が少ない。

尊敬される上司になる30の条件

  1. 人望を集める上司ほど、雑用を積極的にする。
  2. 部下と同じ部屋で仕事をする。
  3. 人望のあるリーダーほど、部下より先に挨拶をする。
  4. 偉そうなことを言うのではなく、偉い行動をしよう。
  5. 部下に夢を与えるのが、人望を集める上司。
  6. 人望を集める上司ほど、口数が少ない。
  7. 上司は部下に指示だけを出し、後は完全に任せる。
  8. 「知識」で部下に勝とうとしてはいけない。
    「人間性」で部下を圧倒する。
  9. 必要ない会議に出ない、出さない。
  10. 部下に相談する上司が、人望を集める。
  11. 上司の仕事は、いわばジグソーパズルである。
  12. 人望のある上司ほど、部下に頭を下げる。
  13. 「方法」こそ、最も価値のある報酬である。
  14. 上司1人の行動は、部下全体に波及する。
  15. 人望のある上司は、部下を責めない。
    システムを責める。
  16. 嫌われる上司は、部下の話を最後まで聞かない。
    好かれる上司は、部下の話を最後まで聞く。
  17. 人望のない上司は、部下の欠点を指摘する。
    人望のある上司は、部下の長所を指摘する。
  18. 「言いすぎた。
    ごめん」と言える上司には、人望が集まる。
  19. 何度でも同じ説明ができる上司は、必ず素晴らしい親になれる。
  20. 上司がしゃしゃり出すぎると、むしろ部下の邪魔になる。
  21. 上司のために働く部下にさせるのではなく、部下のために働く上司になる。
  22. 部下が上司に報告・相談・連絡するのではなく、上司が部下に報告・相談・連絡をする。
  23. 部下の失敗は、上司が責任を持つ。
  24. 部下に対しても「ごめんなさい」が言える上司になろう。
  25. 上司の表情は、チーム全体に波及する。
  26. 仕事の予想は、上司の重要な役目の1つ。
  27. 新人の的外れな意見こそ、耳を傾ける。
  28. 遅刻と変更に強い上司になる。
  29. 現状維持を考えるのは、二流の上司。
    仕事のたびに改善を考えるのが、一流の上司。
  30. 二流の上司は、できない部下を切り捨てる。
    一流の上司は、部下を磨いてダイヤモンドにする。

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