私の祖母は、喜寿(77歳)を超えているにもかかわらず、足腰が丈夫で元気です。
話し方もしっかりしていて、傘寿(80歳)を迎える高齢とは思えません。
祖母に長生きの秘訣を聞くと「旅行」と言います。
国内旅行だけでなく海外旅行にも行き、世界中の名所の話ができます。
そのエネルギッシュな活動には脱帽します。
旅行をすると、普段は慣れていないさまざまな刺激を受けます。
郷土料理・名所の絶景・土地の文化・街並みなど、新しい刺激に触れて、脳は活発に活動します。
脳の活動に必要なのは「ブドウ糖」ですが、成長に必要なのは「刺激」です。
たくさんの刺激を脳に送ることで、若々しい脳の状態を保ち、脳の健康にもつながります。
刺激を求める姿勢は、いつまでも若々しい精神状態を作り出します。
特に海外旅行は、最高の刺激を受けるといっても過言ではありません。
国内旅行だけでは味わえない、言葉・文化・食事・通貨の違いなど、強烈な異文化を、体験できます。
世界中を駆け巡ることができる世代に生まれた私たちは、本当に幸せです。
交通手段が発達して、地球の裏側さえも、飛行機を使えば、ほんの十数時間のフライトで行けるようになりました。
夢のまた夢の世界が現実になり、海外旅行がしやすくなったと言えます。
これほど交通手段が発達していますから、その恩恵にぜひあやかって、世界のさまざまな名所を観光してはいかがでしょうか。
お金はかかりますが、昔はお金があっても実現できなかったことが、今は実現できるようになっただけでも素晴らしいと感じます。
家族で旅行をすれば、刺激だけでなく、家族間の結束も深まることでしょう。
積極的に外へ出て、さまざまな刺激に触れるよう心がけましょう。