長生きをしている方々の食生活を研究すると「腹八分目」を心がけている人が圧倒的多数を占めています。
満腹になるまで食べるのではなく、腹八分目までで抑える習慣です。
それを裏付けるかのように、私と長生きのおばあちゃんと一緒にレストランに食事に行ったとき、食事をよく残します。
レストランの食事は、お年寄りにとって量が少し多めです。
腹八分目と感じたら「もう十分」と言って、食事をやめます。
この習慣こそ、長生きをする決め手の1つです。
残った食事は、たしかにもったいないと言えばもったいない。
しかし、無理に食べた食事のせいで体に負担をかけ、寿命を縮めてしまうというのでは、本末転倒です。
元気に長生きをするためにする食事です。
無理をした食事は、むしろ食べないほうが健康的です。
小食を心がけ、腹八分目で抑える食習慣は、臓器の消化負担を減らし、長生きにつながります。
無理をせず、食べきれないと思ったときには、素直に残したほうがいいのです。