執筆者:水口貴博

宿命を生かす30の意味

21

DNAの遺伝による宿命がある。

DNAの遺伝による宿命がある。 | 宿命を生かす30の意味

宿命の一部は、父と母から受け継がれます。

父と母が太っていると、生まれる子も太りやすいという統計があります。

視力の悪い親の間に生まれた子も、視力が悪くなりやすくなります。

DNAによる遺伝があるからです。

体質は、遺伝によるものが多いと言われますが、DNAがその正体です。

DNAをすぐ変えようとすると、不自然になります。

それは、バラの花がヒマワリになろうとしているようなものです。

そもそも遺伝子が異なります。

もちろん長い進化の過程において、DNAの構造が少しずつ変化するということはあるでしょう。

しかし、DNAがまったく変わってしまい、バラの花が突然ヒマワリになってしまうことはあり得ません。

バラの花に生まれれば、バラとしての生き方、幸せに専念することです。

それが神様から与えられているプレゼントなのです。

遺伝による後悔は、してもどうしようもありません。

太って生まれてきたことに、落ち込む人がいます。

それは、ほかの人と比べているからです。

世間では、太っていることはよくない印象がありますが、DNAにより太りやすい体質があるのもたしかです。

太って生まれてきたことに落ち込むのではなく、太っているからこそ得られる幸せを考えてみることです。

ここで、誰かと比べてはいけません。

バラの花がヒマワリと比べても、釣り合わないように、太っている人が痩せている人と比べても、そのギャップは埋まりません。

そもそも土俵が違います。

自分だからできること、感じること、経験できることに集中して、見つかれば、どんどん伸ばして生かしていきます。

比べるから、悩みが生まれるのです。

宿命を生かす意味(21)
  • 遺伝子を変えるのではなく、生かしてしまう。
「どれだけ長く生きたか」ではなく「どれだけ濃く生きたか」が大切。

宿命を生かす30の意味

  1. 宿命は変えられない。
  2. 宿命は、あなたの原点。
  3. 宿命を受け入れて、自分の持ち味にしよう。
  4. どうしても好きになれない宿命は、反面教師として受け入れる。
  5. 身の回りの現実から、大切な学びを見つける。
  6. そもそもの性格は、受け止め方しだいで変わる。
  7. 変えられないということは、安定しているということ。
  8. 宿命ほど、節約できることはない。
  9. 花の咲かないタネはないように、才能のない人間もいない。
  10. 自分の性格は、恵まれた才能の1つである。
  11. 「変えよう」という発想から「ありのままを生かそう」という発想へ。
  12. アンバランスこそ、自然の形。
  13. 宿命は、奪われることのない財産である。
  14. なぜ人として生まれたのかは、誰にもわからない。
  15. 宿命は、あなたの生き方を教える道しるべ。
  16. 傷のついている宿命ほど、輝いている。
  17. 傷のない宿命は、傷をつけるために行動しよう。
  18. 不自由さを持っている人ほど、幸せに気づくセンサーが敏感になっている。
  19. 自分を褒めると、両親を褒めたことになる。
    両親を褒めるためには、自分を褒めよう。
  20. 「できないこと」は、世の中にはあり得ない。
  21. DNAの遺伝による宿命がある。
  22. 「どれだけ長く生きたか」ではなく「どれだけ濃く生きたか」が大切。
  23. 神様はあなたに「中途半端さ」という宿題を与えた。
  24. 愛を勉強するために、私たちは中途半端として生まれてきた。
  25. 本当の手本とは、親子関係がうまくいっている人のことをいう。
  26. 傾いている振り子ほど、パワーが生まれる。
  27. 電車の乗り間違いをしていませんか。
  28. 余裕がなくなったときには、ひとまず足を止めてみよう。
  29. 思いもよらない成り行きを、大切にしよう。
  30. 「なぜ死ぬのか」という質問はナンセンス。
    借りたものは返すのが当たり前。

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