すべての人に共通していることは、完全な人間などいないということです。
つまり「みんな、中途半端な人間」ということです。
世界に80億人以上の人がいれば、1人くらいは神に匹敵する全知全能の人間がいてもおかしくありませんが、1人もいません。
すべての人が中途半端であり、不完全です。
しかし、言い換えれば「生きている間は、誰かを必要とすることは必須である」ということです。
自分の不足していることを、誰かの助けで補わなければなりません。
誰かと協力して結ばれるように、神様は私たちをわざわざ「中途半端」に生み出しました。
中途半端であるゆえに、私たちは1人では生きていけません。
生きているためには、人の助けが必要です。
ゆえに、人の大切さ、愛の大切さ、協力の大切さを学べます。
中途半端なほうがいいのです。
それは、宿題であり、宿題があるおかげで、私たちは鍛えられます。
あなたの中途半端さがあるおかげで、ほかの人を求めるようになり、人間関係の大切さ、愛の大切さを学ぶチャンスになります。