執筆者:水口貴博

あなたが生まれた30の意味と理由

  • 生まれてきた理由に、
    気づこう。
あなたが生まれた30の意味と理由

生まれてきた理由に、気づこう。

一瞬、指を止めて、書くことをやめようかと思った。
「触れてはいけないテーマに、触れることになるな……。でも書きたい……」
今回は、大変深い内容のお話をしたいと思います。

生まれてきた理由に、気づこう。

人生はあなたに意味を与えない。
あなたが人生に意味を与えるのだ。

あなたが生まれてきた理由は何でしょうか。
あらかじめ理由があって、あなたはこの世に誕生してきたのでしょうか。
神様は、あなただけに、特別に理由を与えて、この世に生まれてきたのでしょうか。

人生はあなたに意味を与えない。あなたが人生に意味を与えるのだ。

まず生きる目的を決めなければ、何も始まらない。

中国、孔子の有名な一言に次のような言葉があります。
「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたに、みちをきかば、ゆうべにしすともかなり)」
「朝に自分の生きる目的がわかれば、夕方に死んでもいい」という意味です。

まず生きる目的を決めなければ、何も始まらない。

いくら探しても見つからない。
そもそも、ないから。

「私は何のために生まれてきたのか」
「私が生まれてきたのは、何か理由があるはずだ」
「生まれてきた理由があるに違いない」

いくら探しても見つからない。そもそも、ないから。

生まれ持った特徴を、生かして、生きる。

生まれてきた理由はありません。
しかし、自分の特性を見つけ、従う生き方はできます。
特性を生かす生き方が、最も自然であり、自分を最大限に生かす生き方です。

生まれ持った特徴を、生かして、生きる。

意味はないけど、意味を自分でつけてしまおう。

生きる目的を与えられず生きてきました。
ただ、生まれてきました。
そうした前提がありながらも、生まれもってすでに持っていることがあります。

意味はないけど、意味を自分でつけてしまおう。

人間は、ちっぽけな存在。
何が起こっても、大したことではない。

私が今、死んでも、地球は今と変わらず自転しているでしょう。
私が死ぬことで、地球の自転が止まることはあり得ません。
そんな地球すら、今突然なくなっても、太陽系全体から見れば、大したことではありません。

人間は、ちっぽけな存在。何が起こっても、大したことではない。

人は、神の子である。

「人は、神の子である」
「人は、神の分身である」
世界のさまざまな宗教には「人間は神様の分身」という意味をつづった言葉をよく耳にします。

人は、神の子である。

森羅万象は、すべて親戚である。

自分を好きになり、恵まれている自分に気づくということです。
偉大なる宇宙から生まれた子どもですから、自分も宇宙の一部です。
自分がなぜ今ここにいるのかということを考え、親のおかげ、地球のおかげ、宇宙のおかげだという真実に気づくのです。

森羅万象は、すべて親戚である。

「私は自分が大好きです」
心からそう思えば、人生は楽しくなる。

「私は、人を好きになるのが下手なんです」
以前に、こうした相談を受けたことがありました。
色白で、サラッとした髪の長い、見た目はかわいい女性でした。

「私は自分が大好きです」心からそう思えば、人生は楽しくなる。

人は、土から生まれ、土に還る。

昔の人は、人の死を別の表現で、こう言いました。
「土に還る」
「還る」という言葉は、もともとあった場所に戻すという意味です。

人は、土から生まれ、土に還る。

天命に従って生きるとは、自然に従って生きるということ。

私たちは宇宙から生まれた、ということがわかりました。
では、どのような生き方が最も自然な生き方かといえば、宇宙の流れに従った生き方です。
川の流れの中で生きているのですから、川の流れに従って生きることが「もっともらしい生き方」です。

天命に従って生きるとは、自然に従って生きるということ。

宿命とは「宿る命」。
運命とは「運ぶ命」。

宿命と運命は、響きが似ており、似ている意味として思いがちです。
この2つの言葉を、同じような意味として考えている人が多いようです。
しかし、この2つの言葉には大きな違いがあります。

宿命とは「宿る命」。運命とは「運ぶ命」。

「宿命」に従い「運命」を作る。

宇宙の流れに従って生きるとは「宿命」と「運命」を両方生かして生きるということです。
必ず宿命が先に来て、宿命に従って運命を動かすという順番です。
宿命はあらかじめ決められている人生であり、運命は自分で決めることができる人生です。

「宿命」に従い「運命」を作る。

宿命を変えようとする、無駄な努力はやめよう。

あなたの宿命は何ですか。
男性ですか、女性ですか。
長男ですか、次男ですか、三男ですか。

宿命を変えようとする、無駄な努力はやめよう。

流れに逆らうと、悪い出来事が起こる。

川の流れに逆らって泳ごうとすると、どうなるでしょうか。
頑張って泳いでも、なかなか前に進まず、とても疲れます。
気を抜けば、すぐ流れに押し戻されます。

流れに逆らうと、悪い出来事が起こる。

太陽のように、自分も周りも明るく照らす存在になる。

生きている間、どのような存在を手本にして、生きていけばいいのでしょうか。
どのような生き方が、一番好ましいのでしょうか。
この回答には、1つの代表的な手本があります。

太陽のように、自分も周りも明るく照らす存在になる。

個と全体が一体化して、初めて本来の力が発揮される。

生きている間に、私たち人間は、大きな目的を与えられず生きてきました。
とはいえ、目的を与えられていないだけで、実は共通の目指すべき方向はあります。
それが「個と全体の一体化」です。

個と全体が一体化して、初めて本来の力が発揮される。

縁を大切にするから、人間は成長できる。

「ご縁を大切にしなさい」
私のおじいちゃんが生きていたころ、よく口にしていた言葉です。
まだ幼かった私は、その意味がよくわかりませんでしたが、今はその意味が理解できるようになりました。

縁を大切にするから、人間は成長できる。

神社への参拝、お守り、占いは、本来の自分の力を引き出すためにある。

神社にお参りをすれば、運がよくなる。
お守りを持っていれば、神様が守ってくれる。
占いのとおりにすれば、うまくいく。

神社への参拝、お守り、占いは、本来の自分の力を引き出すためにある。

性格改善は必要ない。
ありのままを出せばいい。

「性格を変えたい!」
こうした悩みを抱いたことは、私だけではないはずです。
私も昔、自分の性格を変えようと必死になったことがあります。

性格改善は必要ない。ありのままを出せばいい。

こそこそと隠れてしていたことは、本当に好きなこと。

「好きなことを探す」
「好きなことを見つける」
好きなことを見つけるのは、難しいことだと思っていませんか。

こそこそと隠れてしていたことは、本当に好きなこと。

偶然の出来事は、偶然ではない。
神様からの警告である。

神様は、直接的にはあなたに力を貸しません。
神様は常に、間接的にあなたに語りかけてきます。
病気になれば「生活を見直しなさい」という神様からの警告です。

偶然の出来事は、偶然ではない。神様からの警告である。

「元に戻ろうとする力」とは、自然の力、神の力、宇宙の力である。

転んで、膝を擦りむいても、しばらくすれば皮膚が再生し、やがて元どおりになります。
体は出血を抑えるためにかさぶたを作り、細胞分裂を繰り返して、皮膚を再生させます。
自然治癒力は、体にもともと備わっている「元に戻ろうとする力」の1つです。

「元に戻ろうとする力」とは、自然の力、神の力、宇宙の力である。

私たちは、みな1つである。

仏教には「類魂」という言葉があります。
英語では「グループ・ソウル(Group Soul)」といいます。
「すべての魂は、ばらばらではなく、1つである」という意味です。

私たちは、みな1つである。

神様は、大切なことほど、小さな声でささやく。

「やる気が出ないなあ……」
誰もが経験する、ごく普通の気持ちですが、私の場合はこの感情を見逃しません。
やる気が出ないのは、必ず何かの理由があるからです。

神様は、大切なことほど、小さな声でささやく。

お祈りをしても、神様は願いを叶えてくれない。

神様にお願いばかりではいけません。
自分の力に頼ろうとせず、神様だけを頼りにするのは問題です。
実は、神様に頼らなくても、簡単に問題が解決する方法があります。

お祈りをしても、神様は願いを叶えてくれない。

死というゴールを意識するから、マラソンのように、うまく走れるようになる。

生きている時間は、無限ではありません。
有限です。
若いころは、今の状態が永遠に続くような気がします。

死というゴールを意識するから、マラソンのように、うまく走れるようになる。

不自由さは、幸せに気づくチャンス。

逆説的に思えますが、不自由な人、不幸な人ほど、幸せになれるチャンスを持っています。
「幸せに気づくチャンスがある」と言ってもいいでしょう。
障害を持っている人は、幸せに気づくセンサーが敏感になっているからです。

不自由さは、幸せに気づくチャンス。

生きているだけで、たくさんの人に影響を与えている。

時計は、大変な芸術作品です。
時計の針が動いているその裏では、たくさんの歯車が回っていることをご存じですか。
数え切れないほどのたくさんの歯車同士が組み合わさり、お互いに影響を与えながら、1分1秒を正確に刻んでいます。

生きているだけで、たくさんの人に影響を与えている。

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