執筆者:水口貴博

宿命を生かす30の意味

11

「変えよう」という発想から「ありのままを生かそう」という発想へ。

「変えよう」という発想から「ありのままを生かそう」という発想へ。 | 宿命を生かす30の意味

あらゆる宿命は、そもそも変えようがありません。

  • 人であること
  • 日本人であること
  • 父、母、祖父、祖母
  • 家族構成
  • 自分の顔、体、体質
  • 生まれ故郷
  • 遺伝子

これらはそもそも生まれつきのことですから、従うしかありません。

変えようとしても、不可能です。

しかし、人間は「悔やみ、恨んで、変えようとすれば、いずれ何とかなるのでは」と思ってしまい、ずっと悩み続けます。

それでも、やはり変わらないものは変わりません。

宿命は、絶対なのです。

この「変えよう」という発想を、そろそろやめにしませんか。

あらゆる宿命は、変えることができないのですから、むしろ「生かそう」という発想に切り替えます。

自分の持ち味、特徴を武器として、大いに活用する人が、社会で大成を遂げることができます。

花は、自分を変えようとしません。

ありのままの自分を、最大限に生かそうとしています。

ありのままの自分で生きているから、ヒマワリは背が高く大きくなり、元気な姿でたくさんの人々の目を癒せます。

花のように、ありのままの宿命を変えず隠さず、むしろ公開して、生かし伸ばしていくのです。

本当の自分を生かし伸ばしきったときには、必ずほかの誰かの役に立てます。

初めから努力なしで手に入れている要素なのですから、生まれたときからほかの人よりリードしています。

それは弱みではなく、強みなのです。

「親がいない」

「離婚している」

「ハーフとして生まれてきた」

そうした事実も、否定するのではなく、ありのまま受け入れることです。

むしろ自分の持ち味や特徴を武器として活用します。

見ないのではなく、真正面から向き合う。

なかなかほかの人がしていない経験は、ほかの人よりリードしているということです。

宿命を生かす意味(11)
  • 「宿命をありのまま生かそう」という発想に変える。
アンバランスこそ、自然の形。

宿命を生かす30の意味

  1. 宿命は変えられない。
  2. 宿命は、あなたの原点。
  3. 宿命を受け入れて、自分の持ち味にしよう。
  4. どうしても好きになれない宿命は、反面教師として受け入れる。
  5. 身の回りの現実から、大切な学びを見つける。
  6. そもそもの性格は、受け止め方しだいで変わる。
  7. 変えられないということは、安定しているということ。
  8. 宿命ほど、節約できることはない。
  9. 花の咲かないタネはないように、才能のない人間もいない。
  10. 自分の性格は、恵まれた才能の1つである。
  11. 「変えよう」という発想から「ありのままを生かそう」という発想へ。
  12. アンバランスこそ、自然の形。
  13. 宿命は、奪われることのない財産である。
  14. なぜ人として生まれたのかは、誰にもわからない。
  15. 宿命は、あなたの生き方を教える道しるべ。
  16. 傷のついている宿命ほど、輝いている。
  17. 傷のない宿命は、傷をつけるために行動しよう。
  18. 不自由さを持っている人ほど、幸せに気づくセンサーが敏感になっている。
  19. 自分を褒めると、両親を褒めたことになる。
    両親を褒めるためには、自分を褒めよう。
  20. 「できないこと」は、世の中にはあり得ない。
  21. DNAの遺伝による宿命がある。
  22. 「どれだけ長く生きたか」ではなく「どれだけ濃く生きたか」が大切。
  23. 神様はあなたに「中途半端さ」という宿題を与えた。
  24. 愛を勉強するために、私たちは中途半端として生まれてきた。
  25. 本当の手本とは、親子関係がうまくいっている人のことをいう。
  26. 傾いている振り子ほど、パワーが生まれる。
  27. 電車の乗り間違いをしていませんか。
  28. 余裕がなくなったときには、ひとまず足を止めてみよう。
  29. 思いもよらない成り行きを、大切にしよう。
  30. 「なぜ死ぬのか」という質問はナンセンス。
    借りたものは返すのが当たり前。

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