執筆者:水口貴博

間違いや失敗のない職場にする30の方法

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必要ない会議に出ない、出さない。

必要ない会議に出ない、出さない。 | 間違いや失敗のない職場にする30の方法

ダメな組織には、ある共通点があります。

会議を頻繁に開いている、という共通点です。

ミスの多い組織ほど、会議を毎日しています。

会議を頻繁にしていると、一生懸命に仕事をしているような感覚になります。

それだけで満足してしまいます。

しかし、会議ほど、時間を無駄に消費する場所はありません。

会議は廃止してもいいほどです。

何か重要なことを話し合っているのかというと、そうでもない。

だらだらいつまでも答えの出ない話し合いを続けるばかりで、時間だけが過ぎています。

発言するのは、いつも決まったメンバーばかり。

新人が発言すると「偉そうなことを言うな」で終わってしまいます。

頻繁にするだけあって、何も決まらず、無駄な時間ばかりが過ぎています。

そんな会議に限って、出席する必要のないメンバーまで出席させます。

またもや、仕事をしているような感覚になるからです。

必要なメンバーばかりでなく、必要のないメンバーまで会議に出席させられていると、仕事をする時間がなくなります。

締め切りに間に合わなくなってしまうのです。

失敗をしてしまうと、またもや緊急会議です。

これが失敗する組織の例です。

本来、仕事を円滑に進めるための会議のせいで、仕事が傾いている矛盾があります。

ほとんどの場合、会議は不要です。

どうしても行いたいときにだけ、最低限のメンバーだけを出席させます。

出席できなかった人には、後日、議事録という形で話し合った内容を展開します。

それで十分なのです。

かなりの時間とエネルギーの節約ができます。

ダメな組織ほど、会議を頻繁にしているのです。

間違いや失敗のない職場にする方法(15)
  • 会議を少なくする。
考え方の対立はしない。
考え方の吸収をする。

間違いや失敗のない職場にする30の方法

  1. 失敗をする原因は、人ではなく、システムにある。
  2. 人を変えるためには、時間がかかる。
    システムを変えれば、時間はかからない。
  3. 間違いを減らすために、ダブルチェックを導入しよう。
  4. 間違えてはいけない仕事は、ダブルチェック。
    間違えてもいい仕事には、スピード重視。
  5. 締め切りを与えると、部下は活発になる。
  6. 口頭だけの指示は、間違いを増やす。
    口頭と文書の両方で指示すれば、間違えない。
  7. 仕切りがあると、人間はサボってしまう。
  8. 勝つ組織は、徹底的な情報共有をしている。
  9. 朝礼を省略してはいけない。
  10. 責任の大きな仕事で、部下の成長を促す。
  11. 目標シートで意識を高める。
  12. リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。
  13. つまらない仕事は、受け止め方に問題がある。
  14. 整理整頓をするから、仕事に集中できる。
  15. 必要ない会議に出ない、出さない。
  16. 考え方の対立はしない。
    考え方の吸収をする。
  17. 残業をしている職場は、要注意。
  18. 1週間は、神様のリズム。
  19. 休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。
  20. 大切な仕事ほど、朝一番に予定する。
  21. ミスをして怒る上司がいる職場ほど、余計にミスが多くなる。
  22. 失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。
  23. 1日1回は、相手のために何か協力する。
  24. 指さし呼称と声だし確認は、大きな効果がある。
  25. 手書きの言葉には、魔法の力がある。
  26. 勝つ組織には、予言者が必要。
  27. 花を置くと、喧嘩が減る。
  28. 掃除は新人だけにさせない。
    みんなにやらせよう。
  29. 職場の電気が暗いと、人も暗くなってしまう。
  30. 人を変えない。
    人を生かす。

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