執筆者:水口貴博

間違いや失敗のない職場にする30の方法

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目標シートで意識を高める。

目標シートで意識を高める。 | 間違いや失敗のない職場にする30の方法

気の進まない社員にも、目標シートを作ってもらうことをおすすめします。

目標シートは、目標のない社員に、目標を持たせる方法です。

多少強引な方法ではありますが、確かな効果があることも事実です。

目標シートを作らせて、3カ月ごとに提出させるのは、社員のモチベーション管理にとても適しています。

ほうっておけば、ついだらだらした方向へ偏ってしまうのが人間です。

ですから、意図的に目標を作らせて、個人で管理させる方法は悪くはありません。

私が今勤めている会社でも、目標シートを提出するような決まりになっています。

適度に挑戦しがいのある目標を、自分で設定して、上司に提出します。

  • 漢字検定2級に合格する
  • 1日に10回は「ありがとう」と言う
  • 机の上を常にきれいに片付ける

こうした目標をつけて、自分で作った約束を徹底的に守ります。

3カ月後に上司との面談があるとき、その目標達成ぐあいを聞かれます。

一方的に「あれをやれ、これをやれ」と言われては社員からの反発が生まれますが、自分で立てた目標は自分の成長につながります。

このシステムを導入してから、社員は責任を持って行動するようになった結果があります。

「やれ!」といわれて行動するより、自分から「やろう」と思うモチベーションのほうが、反発もなく自然です。

自分が宣言した目標だから守らなければという意識になり、自発的に行動するようになるのです。

間違いや失敗のない職場にする方法(11)
  • 目標シートを書いてもらう。
リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。

間違いや失敗のない職場にする30の方法

  1. 失敗をする原因は、人ではなく、システムにある。
  2. 人を変えるためには、時間がかかる。
    システムを変えれば、時間はかからない。
  3. 間違いを減らすために、ダブルチェックを導入しよう。
  4. 間違えてはいけない仕事は、ダブルチェック。
    間違えてもいい仕事には、スピード重視。
  5. 締め切りを与えると、部下は活発になる。
  6. 口頭だけの指示は、間違いを増やす。
    口頭と文書の両方で指示すれば、間違えない。
  7. 仕切りがあると、人間はサボってしまう。
  8. 勝つ組織は、徹底的な情報共有をしている。
  9. 朝礼を省略してはいけない。
  10. 責任の大きな仕事で、部下の成長を促す。
  11. 目標シートで意識を高める。
  12. リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。
  13. つまらない仕事は、受け止め方に問題がある。
  14. 整理整頓をするから、仕事に集中できる。
  15. 必要ない会議に出ない、出さない。
  16. 考え方の対立はしない。
    考え方の吸収をする。
  17. 残業をしている職場は、要注意。
  18. 1週間は、神様のリズム。
  19. 休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。
  20. 大切な仕事ほど、朝一番に予定する。
  21. ミスをして怒る上司がいる職場ほど、余計にミスが多くなる。
  22. 失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。
  23. 1日1回は、相手のために何か協力する。
  24. 指さし呼称と声だし確認は、大きな効果がある。
  25. 手書きの言葉には、魔法の力がある。
  26. 勝つ組織には、予言者が必要。
  27. 花を置くと、喧嘩が減る。
  28. 掃除は新人だけにさせない。
    みんなにやらせよう。
  29. 職場の電気が暗いと、人も暗くなってしまう。
  30. 人を変えない。
    人を生かす。

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