執筆者:水口貴博

間違いや失敗のない職場にする30の方法

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勝つ組織には、予言者が必要。

勝つ組織には、予言者が必要。 | 間違いや失敗のない職場にする30の方法

勝つ組織には、長年の経験者が最低1人は必要です。

長く職場に携わっている人を1人は置いておくと、組織のためになります。

「予言者」になってくれるからです。

リーダーには優れた判断力や先見力が必要です。

現場で仕事をしていると、現場経験の長い人が、通常はリーダーに抜てきされます。

おそらくあなたの職場のリーダーも、現場経験が長い人がリーダーになっていることでしょう。

なぜ現場経験の長い人が選ばれるのかというと、先を読むことができるからです。

そもそもリーダーとしての資質がない人でも、現場経験が長いというだけで、自然と「予想の力」が備わってきます。

この予想の力が、リーダーには重要な要素なのです。

「こうすれば、こうなる」「そうすれば、そうなる」を長い現場経験から予想して、具体的な指示を早い段階から打ち立てます。

本物の予言者ではありませんが、現場経験の長いリーダーは、予言者のような仕事をしないといけない。

あらかじめ、起こるであろう危険を察知して、そのための対策を早い段階で立てるのです。

若者が、体力気力が備わっていることに対して、不足しているのは経験です。

その経験を補う役割を果たす人が、経験者であり、リーダーであり、予言者なのです。

間違いや失敗のない職場にする方法(26)
  • 組織に予言者を置く。
花を置くと、喧嘩が減る。

間違いや失敗のない職場にする30の方法

  1. 失敗をする原因は、人ではなく、システムにある。
  2. 人を変えるためには、時間がかかる。
    システムを変えれば、時間はかからない。
  3. 間違いを減らすために、ダブルチェックを導入しよう。
  4. 間違えてはいけない仕事は、ダブルチェック。
    間違えてもいい仕事には、スピード重視。
  5. 締め切りを与えると、部下は活発になる。
  6. 口頭だけの指示は、間違いを増やす。
    口頭と文書の両方で指示すれば、間違えない。
  7. 仕切りがあると、人間はサボってしまう。
  8. 勝つ組織は、徹底的な情報共有をしている。
  9. 朝礼を省略してはいけない。
  10. 責任の大きな仕事で、部下の成長を促す。
  11. 目標シートで意識を高める。
  12. リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。
  13. つまらない仕事は、受け止め方に問題がある。
  14. 整理整頓をするから、仕事に集中できる。
  15. 必要ない会議に出ない、出さない。
  16. 考え方の対立はしない。
    考え方の吸収をする。
  17. 残業をしている職場は、要注意。
  18. 1週間は、神様のリズム。
  19. 休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。
  20. 大切な仕事ほど、朝一番に予定する。
  21. ミスをして怒る上司がいる職場ほど、余計にミスが多くなる。
  22. 失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。
  23. 1日1回は、相手のために何か協力する。
  24. 指さし呼称と声だし確認は、大きな効果がある。
  25. 手書きの言葉には、魔法の力がある。
  26. 勝つ組織には、予言者が必要。
  27. 花を置くと、喧嘩が減る。
  28. 掃除は新人だけにさせない。
    みんなにやらせよう。
  29. 職場の電気が暗いと、人も暗くなってしまう。
  30. 人を変えない。
    人を生かす。

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