執筆者:水口貴博

知的な外見を演出する30の方法

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ポジティブな先入観があれば、何をしても「すごい!」と思われる。

ポジティブな先入観があれば、何をしても「すごい!」と思われる。 | 知的な外見を演出する30の方法

認知心理学の世界では、次のような言葉があります。

「ポジティブバイアス(前向きな先入観)」

「ネガティブバイアス(否定的な先入観)」

ポジティブバイアスとは「何をやっても前向きに思われる先入観」ということ。

ネガティブバイアスとは「何をやっても否定的に思われる先入観」ということ。

この2つの先入観を上手に利用する人が、頭がよく思われる人です。

いまだ学歴社会の残る日本では、こうしたことがあります。

東大生が偉そうなことを言うと「さすが頭のいい人は違う!」と思われる傾向があります。

話の内容はごく普通のことでも、東大生というステータスを前提に話をすると、何でも「さすが!」と思われるのです。

ポジティブバイアスが働いているからです。

前向きな先入観が働いているからです。

前向きな先入観があるために、一般の人から見ると、東大生は雲の上の存在に思われます。

「十分に考慮したうえで出した答えだ」と思ってしまうのです。

一方、高校すら卒業していない低学歴の人が、大きなことを言えば「偉そうなやつだ」と思われる傾向があります。

実際に正論であり、間違っていなくても、低学歴の人を見下して考えてしまう先入観があるのです。

厄介な先入観ですが、現代社会で生きるためには、こうした先入観が現実としてあることを受け止め、考える必要があります。

今回は例として「学歴」を挙げましたが、そのほかのアピールでもかまいません。

習慣にしろ、身なりにしろ、経験にしろ「この人はできる」という先入観を一度持ってもらうことです。

ポジティブバイアス(前向きな先入観)が浸透すれば、何をしても「さすが!」と思われることになるのです。

知的な外見を演出する方法(13)
  • 前向きな先入観を、相手に植え付ける。
頭が良い人の真似をしていると、本当に頭がよくなってくる。

知的な外見を演出する30の方法

  1. 人の印象は、見かけで決まる。
  2. 頭が悪い人ほど、頭がよさそうに見られる努力をしよう。
  3. 一番信用される服装は、スーツ姿である。
  4. デザイン重視のスーツは、遊び心が感じられる。
  5. 髪を染めていると、それだけで軽く見られる。
  6. 背筋が伸びていると、頭がよさそうに見える。
  7. 頭のいい人は、タバコを吸わない。
  8. 太っている体型は、自己管理ができていない証拠である。
  9. ひげを剃っているほうが、清潔感をアピールできる。
  10. 目を見て話すと、気持ちも伝わる。
  11. 「おはようございます」と挨拶する人は、育ちがよいと思われる。
  12. 高級ブランドは、ステータスのある人が身につけるから、かっこいい。
  13. ポジティブな先入観があれば、何をしても「すごい!」と思われる。
  14. 頭が良い人の真似をしていると、本当に頭がよくなってくる。
  15. 靴を脱いだまま、ほったらかしにしない。
  16. できなくてもすぐ諦めない。
    ほかの手段を考える。
  17. 派手と地味。
    迷ったら、地味を選ぼう。
  18. 早足で歩いていると、頭がよさそうに映る。
  19. テーブルマナーの美しさは、知的さに比例する。
  20. 得意な分野でアピールしないと、損をする。
  21. 言われる前に行動すると、賢いと思われる。
  22. メガネをかけると、知的に見える。
  23. しわのない服を着ると、心のしわまで伸びてくる。
  24. 能力の向上より、意識の向上のほうが大切。
  25. 「ダメだ」と言う人は、モテない。
    「いいよ」と言う人が、モテる。
  26. かっこいいことより、恥ずかしいことにトライしよう。
  27. 腕を組むと、頭がよさそうに見える。
  28. 紙に描いて説明すると、理解だけでなく感動も伝わる。
  29. 語尾を伸ばさないほうが、賢く映る。
  30. 頭のよさは、保有しているときではなく、発揮しているときに輝く。

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