私の職場には「ダメだ」が口癖の面白い人がいます。
いつも「ダメ」という返事しかしない社員です。
「これどうですか」
「ダメだ」
「1ついただいてもよろしいですか」
「ダメだ」
「いかがですか」
「ダメだ」
何でもかんでも、ダメだと言います。
否定言葉を連発する人は、自分は偉い人だと思っています。
「それくらいで満足する自分ではない。自分はもっとレベルが高いのだ」
心のどこかで横柄になっているため「ダメだ」という否定言葉しか出てきません。
否定することでしか、自分の地位を表現できないのです。
許可を与えない人や許してくれない人は、余裕のない姿に映ります。
「理解できない。人の気持ちのわからない人」は、だんだん人から嫌われ、遠ざけられます。
何度も「ダメ」を繰り返していると、理解のない人と思われるのです。
ダメと言ってかっこつけるくらいなら「いいよ」と言って許可をすることです。
いいよと言ってくれる人には、余裕があり、優しさがあると感じます。
人の気持ちを理解でき、余裕があるから「いいよ」と言う言葉が出るのです。
「いいよ」と言ってくれる人はモテます。
何でも包み込んでくれる包容力があり、理解力があり、器の大きい人に映ります。
権力で偉さを表現するくらいなら、理解をして相手を包容できる人になるほうが、モテる人になれるのです。