床にモップをかけたとき、見た目はきれいな床なのに、ごっそりごみが取れて驚かされることはありませんか。
カーペットに掃除機をかけると、思ったよりたくさんごみが取れることもありますね。
窓掃除をすると、見た目はきれいなガラス面なのに、意外と汚れが取れて驚かされることがあるのではないでしょうか。
白い布で拭いてみると、排ガスの粉じんで布が黒くなっているのです。
見た目はきれいな床や窓も、掃除をして見ると、思ったより汚れが取れて驚かされることがあるものですね。
汚れているかどうかを、見た目で判断しないことです。
「きれいだから大丈夫」「汚れていないから掃除は必要ない」と思っているなら誤解です。
きれいに見えても、肉眼では見えないだけです。
床の表面には、微細なちりやほこりがたまっています。
窓のガラスの表面には、排ガスの粉じんが付着しています。
ミリレベルではなく、マイクロレベルです。
ちりもほこりも、小さなものは見えません。
花粉や黄砂も、一粒一粒は、肉眼で確認できないほど微小です。
ときどきニュースで聞かれる「PM2.5」は、大気汚染物質のうち、直径が2.5マイクロメートル以下の超微粒子をいいます。
見た目はきれいに見えても、肉眼に見えないだけであり、実際はちりやほこりで汚れています。
「汚れていれば掃除をする」という考えは黄信号です。
汚れに気づいてから掃除するのは遅い。
肉眼で汚れが見えるということは、相当汚れている証拠です。
掃除は、汚れに気づいてからするものではありません。
定期的にするものです。
掃除は、見た目に関係なく、定期的に行いましょう。
目に見えないだけで、実際は汚れているからです。
試しに掃除をしてみると、意外と汚れが取れて驚かされるはずです。
掃除をして、初めて汚れていることに気づくのです。