友人との待ち合わせにうっかり遅刻することがあります。
恋人との約束をうっかり破ってしまうことがあります。
もちろん悪気はありません。
気をつけていても、自分の不注意で迷惑をかけてしまうことがあるものです。
迷惑をかけたときは、まず謝ることが大切です。
弁解はしません。
余計な言い訳はせず、素直に自分の非を認めて、きちんと頭を下げて素直に謝りましょう。
そのうえでもう1つ心がけたいことがあります。
「埋め合わせ」をするのです。
友人との待ち合わせに遅刻したら、素直に謝ったうえで、埋め合わせに飲み物をおごります。
恋人との約束を破ってしまったら、素直に謝ったうえで、埋め合わせに夕食をごちそうします。
ちょっとしたことですが、とても大切です。
埋め合わせがあるかないかで、その後の流れが変わります。
埋め合わせがあれば、相手の機嫌は早く直ることが多い。
「仕方ない。許してあげよう」と大目に見てもらいやすくなります。
十分な埋め合わせがあれば、早く機嫌が直るばかりか、逆に機嫌が良くなることも少なくありません。
埋め合わせに必要な出費は「罰金」と考えましょう。
少し痛い出費かもしれませんが仕方ありません。
迷惑をかけてしまったけじめです。
自分の不注意で迷惑をかけてしまったのですから、負担は潔く受け入れましょう。
迷惑をかけたとき、謝る人は多いですが、埋め合わせまでする人は少ない。
私たちは、埋め合わせを忘れがちです。
きちんと償うことを忘れません。
埋め合わせの配慮があるかどうかで、人間関係は大きく変わります。