大爆笑のネタを作りたいなら、大失態を経験してください。
大失態は、大爆笑のネタになるからです。
どんな大失態も、生命に関わるものを除き、最後は笑いのネタになります。
「笑い事ではない!」「大失態を笑うなんてとんでもない!」と思うかもしれません。
それは「直後」だからです。
失態直後は、気が動転していたり心の整理ができていなかったりしています。
「最悪だ」
「なんて大変なことをしたのだろう」
「もうダメだ。人生が終わった……」
自分が情けなく感じたり、顔から火が出るほど恥ずかしかったりします。
ストレスの余韻が残っていて、まったく笑えるような状況ではないに違いありません。
あまりに悔しくて泣いたり、あまりに恥ずかしくて部屋に閉じこもったりするかもしれません。
しかし、いつか大爆笑できる日がやってきます。
大失態の直後は悲観に暮れるところですが、時間を置いてください。
大爆笑ができるようになるまでには長い時間がかかります。
1年後になるかもしれないし、5年後や10年後になるかもしれません。
長い時間はかかりますが、必ずいつか大爆笑できる日がやってきます。
バナナの皮を踏んで、滑って転んだようなものです。
大変なことに思えても、時間を置いてから考えると、別に大したことではなかったと気づくでしょう。
大爆笑のネタを作りたいなら、今のうちに大失態をたくさん経験しておきましょう。
うっかり大失態をしてしまったときは「大爆笑のネタができた!」と思えばいいのです。
涙目になりながらガッツポーズでいいのです。
前向きになれば、立ち直るのも早くなります。
心の傷の回復も早くなります。
大爆笑のネタを作りたいなら、今のうちにたくさんの大失態を経験しておくことです。
生命に関わる大失態でないかぎり、大したことではありません。
逆の発想で、大爆笑のネタを作るために大失態をしてみるのもありです。