公開日:2024年2月5日
執筆者:水口貴博

問題解決で大切な30のこと

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問題を解決した後は、反省しよう。

問題を解決した後は、反省しよう。 | 問題解決で大切な30のこと

問題が無事解決したとき「仕事が終わった」という考える人がいます。

大きな仕事が片付いて、ほっと一息つきたいところですが、実はまだやり残していることがあります。

問題を解決した後にしたいのは「反省」です。

「終わり良ければすべて良し」という考え方もありますが、油断は禁物です。

解決はできても、冷静に振り返ると、問題点が見えてくることがあります。

「あの方法はちょっと良くなかったなあ。このプロセスはかえって遠回りになってしまったね」

最初からスマートにできることはなかなありません。

方法やプロセスに無駄や不手際が見つかることはよくあることです。

問題点が見つかれば、今後の課題として挙げられます。

より良い方法に気づくこともあります。

「今回はこう解決したけど、こんな方法もあったね。こんな工夫もできたね。この進め方のほうがスムーズだったのではないか」

そのときはベストだと思っても、後で冷静に振り返ってみると、気づきや改善点が見えてくることが多い。

「こうしたほうが良かった」と思えることが見つかることがあるものです。

すでに問題は解決されていますが、反省することで、次に生かせるヒントが見つかります。

問題を解決して、すべて終わりとするのではなく、きちんと反省することが大切です。

きちんと再発防止策ができていれば、同じ問題が起こることはないはずですが、類似の問題が起こる可能性はあります。

今後、再び同じような問題が起こったとき、反省点を生かせば、以前よりスマートに解決できます。

ほんの10分でいいので、反省する時間を作ってみてください。

頭だけで考えるより、紙に書きながら整理していくほうが、上手に考えをまとめられます。

反省することで、問題解決力がますます向上していくのです。

問題解決で大切なこと(29)
  • 問題を解決した後は、方法やプロセスを見直して、反省する。
問題解決癖がついてしまえば、もう怖いものはない。

問題解決で大切な30のこと

  1. ミスをしても、リカバリーすればいいこと。
  2. 問題は、実態より厳しめに評価するくらいでちょうど良い。
  3. 「解決するのは無理」と簡単に言わない。
  4. 完璧な解決策ではなく、現実的な最善策でいく。
  5. 優等生ぶっていると、問題を解決できない。
  6. 落ち込んでいる暇はない。
  7. 物は試しにやってみることで、解決の道が開ける。
  8. 解決できる問題から解決する。
  9. 問題解決には、自分を褒めるチャンスが3回ある。
  10. 問題が起こることは悪いことではない。
    問題を無視することが悪いのだ。
  11. 自分で解決するのが難しい問題は、専門家にお願いするのが得策。
  12. 実力がつくの待っていると、いつまでたっても着手できなくなる。
  13. 相談があると言いつつ、愚痴のオンパレードになっていないか。
  14. どれだけ大きな問題も、分割すれば、小さな問題になる。
  15. 問題の解決法がわからないからといって、すぐ上司に聞かない。
  16. トラブルが起こったからといって、評価が下がるとは限らない。
  17. 余裕がないから、腹が立つ。
    余裕があれば、腹は立たない。
  18. 世の中に解決できない問題は、ほとんどない。
  19. 笑っていい場面では、笑っていい。
    笑ってはいけない場面では、笑わない。
  20. 種類の違う仕事に取り組んでみるのも大事なこと。
  21. 問題解決に役立つツールなら、お金を惜しまない。
  22. 問題の芽を摘んだとき、誰にも褒められないなら、自分で褒める。
  23. 困難な問題に感じられるのは、解決法がわかっていないだけ。
  24. やり直しが必要になっても、文句は言わない。
  25. 「もうこれ以上できることはありません」と簡単に言わないこと。
  26. 「解決できなかったらどうするの?」と言われたときのベストな返事とは。
  27. 1つ問題を解決すると、他の問題も解決したくなる。
  28. どうしてもダメなときは、運命だと思って諦めることも肝心。
  29. 問題を解決した後は、反省しよう。
  30. 問題解決癖がついてしまえば、もう怖いものはない。

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