若者には素晴らしい特権があります。
それは「若さ」です。
会いたいとお願いするときは、若さを武器にしてみるのも悪くありません。
若いうちは、まだ何のスキルも実績もないでしょう。
実力も実績もない立場であれば、会いたいとお願いしたところで断られるのが目に見えるように思えます。
ところが、実際はどうでしょうか。
意外なことですが「若い」というだけで会ってもらえることがあります。
「私は○○歳の学生です。ぜひお目にかかりたいです」
もしあなたが若者であれば、年齢を隠すのではなく、あえて伝えてみてください。
もちろん若さだけでなく、誠意と敬意を込めて、熱意と意欲を伝えることも大切です。
本来なら手の届かない人であっても、若さをアピールしてお願いすれば、会ってもらえることがあります。
雲の上の存在であっても、可能性がゼロではありません。
年齢を重ねていくにつれて、若者と接する機会が減ります。
意図的に若者を避けているわけではありませんが、自然と若者のほうから距離を置かれます。
若者が友人を作るとき、自分と似た若い人を選びます。
そのため年齢を重ねるにつれて、どんどん若い人との接点がなくなる一方になります。
そんな中、若者から「会いたい」と言われると嬉しくなります。
地位の高い年配者の中には、若い人と接するだけで幸せを感じる人もいます。
「若者から学ぶことが多い」と考える人も少なくありません。
年配者の中には「若者と接しているだけで若返る」と喜んでもらえることもあります。
若いというだけで会ってもらえるのも、若さの特権です。
若さを武器にできるのも、若いうちだけです。
「若くていいね。元気があっていいね。一緒に接していると元気になる」と喜んでもらえるでしょう。
年齢を隠して会いたいと伝えるのではありません。
若いにもかかわらず、年齢を伏せるのはもったいないことです。
若いならどんどんアピールすることです。
年齢を隠したまま会いたいとお願いするより、年齢を伝えてお願いしたほうが、承諾してもらいやすくなります。
若いうちにしかない武器なのですから、きちんと若さを活用するのは賢明な手段です。
10代であれば、強力なアピールになるのは確実です。
20代や30代であっても、それより高い年齢の人たちからすると、若者として見てもらえるでしょう。
若さを武器にするなんて、非常識でマナー違反と思うかもしれませんが、誤解です。
非常識でもマナー違反でもありません。
もちろんずるいことでも下品なことでもありません。
若さも魅力の1つです。
若さを武器にできるのも、若者の特権です。