長い行列を見たときどうするか。
ときどき街なかで見かける光景ですが、ここはあなたのチャンス力を決める瞬間の1つです。
目的地に向かったところ、長い行列になっていることがあります。
食べ物屋の長い行列、チケット売り場の長い行列、自動販売機の長い行列、入場口の長い行列。
せっかく目的地に着いたのに、長い行列になっていると、動揺します。
並ぼうか迷ってしまうでしょう。
「これは時間がかかりそうだ」
「どのくらい時間がかかりそうかな」
「並ぼうかな。どうしようかな。長く待つのは疲れるな」
待ち時間が長いのは誰でも嫌です。
最初は並ぶつもりであっても、長い列に圧倒されると、迷いの気持ちが生じるもの。
最初は並ぶつもりであっても、長い行列に圧倒されると、気持ちが揺らいできます。
諦めようか考えてしまうところです。
しかし、ここでよくあるパターンがあります。
迷っているうちにどんどん人が増え、ますます列が長くなっていくのです。
10分待ちが、気づけば、15分待ちになります。
15分待ちが、気づけば、30分待ちになります。
次から次へと人が並んでいき、ますます長い行列になっていく。
「もっと早く並び始めるべきだった」と悔やむことになるのです。
もたもたしていると、ろくなことになりません。
迷うことは、チャンスを逃すことになります。
チャンスをつかむ人は、列が長くても、すぐ並び始めます。
むしろ列が長いからこそ、すぐ並び始めます。
すぐ並ぶから、最短の待ち時間で済むのです。
列を眺めているだけでは、入り口にたどり着けません。
入り口にたどり着くには、まず列に並ぶことです。
列を並んでから必要ないことに気づけば、そのとき列を抜ければいいだけです。
途中で列を抜けるのは、不作法でもマナー違反でもありません。
そもそも長い列であっても、時間がかかるとは限りません。
意外とスムーズに進み、思ったほど時間がかからないこともあります。
途中で列を抜ける人がいて、30分待ちでも、実際はもっと少ない時間で済むのはよくあること。
チャンスとはスピードです。
長い列を見て、ひるんではいけません。
長い列だからこそ、すかさず並び始めましょう。
「長い列だな。とりあえず並ぼう!」と、軽いフットワークで動くことです。
チャンスは、瞬発力が勝負です。
長い行列を見てすぐ並び始める人が、チャンスをつかむのです。