あるときあなたは、恋人とデートで待ち合わせをしていました。
先に到着したあなたは、しばらく恋人が来るのを待っていました。
ところが、約束の時間になってもなかなか来ません。
10分待っても、20分待っても、30分待っても来ない。
1時間遅れて、ようやく恋人がやってきたとき、どう迎えるかです。
トラブルのように思えるこの出来事を、恋のチャンスに変えようではありませんか。
大幅に遅刻した恋人は、怒られていることを覚悟しているはずです。
「こんなに遅れて申し訳ない。絶対に怒られる」など、ひどく負い目を感じているに違いありません。
そこで、1時間も待ち続けたあなたはどう出るか。
こういうときこそ、器の大きさをアピールするチャンスです。
まったく気にしない様子を見せるのです。
本当は文句の一言でも言いたいかもしれませんが、ぐっとこらえます。
本音では怒りたいかもしれませんが「自分も過去に同じ経験がある」と思えば、気持ちが収まるでしょう。
それどころか、遅れた相手を心配するのです。
「大丈夫? 心配したよ。疲れているでしょう。少し休んでいく?」
すると相手は、想像もしていなかったあなたの優しさに感動するに違いありません。
確実に怒られると覚悟していただけに、あっさり許してもらった上、気遣われることに感動するのです。
あっさり許すことができれば、あなたの印象がますますよくなる出来事になるでしょう。
遅れたことを気にしないでデートを始めれば、雰囲気もよくなります。
恋人の到着が大幅に遅れたときこそ、絆を深めるチャンスなのです。