悪いことがあったとき、私たちはくよくよ嘆くことが多い。
慌てたり落ち込んだり愚痴や恨み節を吐いたりすることもあるでしょう。
「困ったものだ」「ついてないなあ」を叫ぶこともあるでしょう。
しかし、実際は逆です。
悪いことがあった後こそ「運がいい」と言うタイミングです。
「運がいいところなんてない」と思うかもしれませんが、あります。
「受け止め方」を変えてください。
悪いことを悪いまま受け止めるのではありません。
視点を変えて、運のいいこととして受け止めてください。
頭を柔らかくして、解釈を工夫するのです。
解釈は、いかようにも変えられます。
どんな悪いことにも「運がいい」と言えるポイントが必ずあります。
健康診断を受けた際、悪い病気が見つかったとします。
「手遅れになる前に病気が見つかった」と考えれば「運がいい」と言えるでしょう。
模擬試験で悪い点を取ってしまったとします。
「弱いところが見つかった。本試験までに克服しよう」と思えば「運がいい」と言えるでしょう。
交通事故に遭って、入院することになったとします。
「命だけは助かった。入院中は反省の機会にしよう。けがは治せばいいだけ!」と考えれば「運がいい」と言えるでしょう。
大切なことは「出来事の良しあし」ではなく「どう受け止めるか」です。
どんな悪いことであっても、受け止め方を工夫すれば、運がいい出来事として解釈できます。
悪いことをそのまま正面から受け止めるのではなく、視点を変えて、ポジティブに解釈してください。
悪いことがあった後こそ「運がよかった」と喜びましょう。
理由は後付けでOK。
後から考えても間に合います。
むしろ後付けが基本です。
どれだけ悪いことに思えることであっても、視点を変えて頭を柔らかくすれば、運がいいと言えるポイントが見つかります。
いいことがあったときも「運がいい」と喜びましょう。
悪いことがあったときも「運がいい」と喜びましょう。
どちらに転んでも「運がいい」と喜べるのです。