想像力を鍛えるなら、経験を増やすことが大切です。
想像力と経験は無関係に思えますが、逆です。
むしろ切っても切れない相関関係があり、強いつながりがあります。
大切なことは「新しい刺激に触れて世界観を広げる」ということです。
経験は、種類にかかわらず、すべて世界観を広げるのに役立ちます。
想像のもとになるのは、経験です。
経験を増やすことは、想像に必要な材料を増やすことにつながります。
経験量は、想像力の土台なのです。
たとえば、ハワイ旅行をしたことがある人と、ない人がいるとします。
「ハワイの様子を想像してください」と言われたとき、想像のレベルが変わります。
旅行したことがある人は、ありありと具体的に想像できるでしょう。
旅行したことがない人は、ぼんやりと抽象的にしか想像できないでしょう。
無理に想像したところで、空想の世界になり、的外れの見当違いになることもあります。
また、会話でアフリカ料理の話題が出たとします。
一度もアフリカ料理を食べたことがない人が、アフリカ料理をきちんと想像するのは難しいでしょう。
一度でも食べたことがあるならすぐ想像できますが、一度も食べたことがないなら、味も雰囲気も想像がつかないはずです。
さまざまな経験を積むことは想像の材料になり、想像力を鍛えることにつながります。
理解力が上がり、感性が豊かになり、世界観や人生観も広がります。
自分の知っている世界で満足しないことです。
世の中はワンダーランドです。
世の中には、あなたが知らないことがたくさんあります。
さまざまな経験をすることで、想像の応用力も鍛えられていきます。
さあ、新しいことに挑戦して、どんどん経験を増やしていきましょう。
「経験したことがないからやめておく」ではありません。
「経験したことがないからやってみよう」です。
恐怖や恥ずかしさがあるかもしれませんが、自分の世界観を広げ、想像力を鍛えることができます。
勇気を出して、一歩踏み出すだけでいいのです。
新しいことに挑戦した結果、失敗や期待外れがあってもいいのです。
「ストレスがあった」「思っていた現実とは違っていた」とわかることも、成長の1つです。
新しいことに挑戦して、新鮮な刺激をありのまま受け止めましょう。
驚いて感動しましょう。
泣くときは泣いて、笑うときには笑いましょう。
経験、経験、また経験です。
経験はすべて、想像力の栄養です。
経験を増やすことに、プラスはあっても、マイナスはありません。
新しいことに挑戦していけば、どんどん経験が増え、想像力も高まります。
どんどん経験の種類を増やし、想像力を向上させていきましょう。