想像力を鍛えるなら、日記やエッセイに挑戦してみましょう。
日記もエッセイも、しっかり想像力を働かせるため、トレーニングとして有効です。
どちらも文章力が要求されるように思えますが、堅苦しく考える必要はありません。
想像力を鍛えるのが目的ですから、立派な文章を書けなくても大丈夫です。
片言や独り言のような文章でもOKです。
きれいな文章を書くより、楽しむことを意識して取り組んでみましょう。
日記を書くには、その日の出来事を思い出す必要があります。
「思い出す」という作業が、想像力を刺激して、活性化させるトレーニングになります。
「あんなこともあったな。こんなこともあったな」と思い出すとき、頭の中では高度な処理が行われています。
日記を習慣にして、毎日続けることで、想像力が鍛えられます。
日記に地味な印象があるなら、おしゃれな日記帳を買ってみてはいかがでしょうか。
お気に入りの日記帳なら、触れたい気持ちが強くなってモチベーションにつながり、続けやすくなるでしょう。
日記を書くとき「たくさん書かなければいけない」と思うかもしれませんが、もっと気軽に考えましょう。
あくまで想像力を鍛えるトレーニングです。
長文を書く必要はなく、短文で十分です。
「毎日書かなければいけない」と思う人もいるかもしれませんが、ここにも誤解があります。
そもそも日記にルールはありません。
もちろん毎日書けるならベストですが、都合に応じて「2日に1回」「3日に1回」でも自由です。
慣れるまでは大変かもしれませんが、習慣になれば、書くのが当たり前になるでしょう。
継続できるように、余計なルールやポリシーを決めず、好きに書くのがいいでしょう。
紙の日記が苦手なら、ブログ形式で書くのもアイデアです。
ブログであれば、インターネットにつながる環境なら、いつでもどこでも書けます。
オンラインで公開するのに抵抗があれば、パスワードやロック機能をかけておけば心配は不要です。
日記を書くことは、自分の日々の成長を記録することでもあります。
「自分が歩んできた足跡を残す。生きてきた証拠を残す」と思えば、さらにモチベーションも上がるでしょう。
エッセイを書くときには、脳では高度な作業が行われます。
エッセイの執筆は、気持ちや考えを、文字として具体化させる作業です。
エッセイを書くとき、頭の中で光景を思い浮かべることになるため、想像力を鍛えるトレーニングになります。
日常で感じたこと・伝えたいこと・疑問に思ったことがあれば、記事としてまとめてみます。
エッセイに決まりはありません。
自由な形式で、気軽に自分の意見を述べてOK。
高度な文章である必要はなく、書きたいように書いてOKです。
最初は、思いどおりに書けなくても、続けていくうちに文章力がついてきます。
日常に不満があるなら、暴言として吐き出すのではなく、文章として吐き出せばいい。
楽しみながら想像力を鍛えられるだけでなく、気分転換やストレス解消にもつながります。
エッセイに慣れてきたら、ブログで公開してみるのもアイデアです。
あなたのエッセイが、誰かを励ましたり勇気づけたりするかもしれません。
自分にとって当たり前のことでも、他の人にとっては新鮮に感じることもあるでしょう。
ウェブサイトを訪れたユーザーからの反応があれば、モチベーションにつながります。
余裕があれば、新聞の読者投稿に挑戦してみるのもいいでしょう。
採用されれば、親や友人にも自慢でき、自信につながります。
目標があれば、モチベーションも高まり、継続しやすくなります。