想像力を鍛えるには、漫画や空想画がおすすめです。
見て楽しむのではありません。
自分が描いて楽しむのです。
漫画や空想画を描くとき、たっぷり想像力を働かせることになります。
想像力をフル回転させて、頭の中で新しい世界を生み出します。
無から有を生み出す喜びは快感です。
自分が王様になって、好きに世界を表現できるのは、言葉にできない喜びがあります。
絵を描くなら何でもいいわけではなく、漫画や空想画のように、想像力を働かせて描く絵であることがポイントです。
人物画や風景画もいいですが、目で見たものをそのまま書き写すだけでは、想像力を鍛えるのは難しい。
想像力を鍛えるには、想像力を働かせる漫画や空想画が効果的です。
「自分には想像力がないから描けない」と思う人もいますが、まったくゼロではないはずです。
人は、想像力があるから架空の絵を描けますが、架空の絵を描くから、ますます想像力が鍛えられます。
非現実な想像も、漫画や空想画として表現すれば、作品になります。
制限やルールは気にせず、自由に思い切り表現してみましょう。
漫画を描いてみましょう。
自分で物語やキャラクターを考えるのも、想像力を刺激します。
最初は1コマ漫画でOKです。
漫画といえば、連続した絵を思い浮かべるかもしれませんが、1コマでも漫画が成立します。
慣れてくれば、4コマ漫画に挑戦してみるといいでしょう。
余裕が出てくれば、本格的な漫画に取り組んでみるのも面白くなります。
漫画を描くには高度な想像力が要求されますが、だからこそ、想像力を鍛えるトレーニングとして有効です。
空想画は、完全に自由です。
何をどう書いても、何を書いてもOK。
頭に好きな世界を思い浮かべて、それを絵画として表現してみましょう。
メルヘンやファンタジーを具現化した絵もいいでしょう。
魔法の世界や異次元の世界を絵として表現してみるのも素晴らしい。
だまし絵のように、あり得ない世界を表現してみるのも面白いでしょう。
独自の解釈で、時空の旅や宇宙の果てを絵に表現してみるのも悪くありません。
「自分にはこんな世界を生み出す力があるのか」と、自分でも驚かされるでしょう。
漫画や空想画に挑戦するとき「失敗したらどうしよう」という不安を持つことがあります。
ここに誤解があります。
漫画や空想画に失敗はありません。
仕事として携わるなら別ですが、趣味の範囲なら、正解を気にする必要はありません。
正解があるわけではなく、あなたが頭で想像したことなら、すべて正解です。
上手・下手にこだわりません。
評価も評判も気にしません。
失敗を恐れず、純粋な好奇心と興味関心で取り組んでみましょう。
うまく描くことより、楽しむことを目的にするのがポイントです。
想像力を鍛えるだけでなく、ストレス発散にもなります。
漫画や空想画を描くことが楽しくて、時間を忘れて取り組めるはずです。
描いた作品を公開すれば、訪問者からフィードバックも得られ、モチベーションにもつながるでしょう。
余裕があれば、漫画と空想画の両方に挑戦してみるのも悪くありません。
描けば描くほど、想像力が鍛えられるのです。