想像力を鍛えるときに意識したいポイントが、3つあります。
「くっきりした画像」「カラー」「動画」です。
どれも具体的な想像をするために大切なポイントです。
もちろん無理に意識をしなくても、想像に大きな支障はありません。
しかし、意識するのとしないのとでは、想像力を鍛える効率が違います。
きちんと意識したほうが、脳の神経細胞を刺激しやすいため、能力を鍛えやすくなります。
「ぼやけた画像」より「くっきりした画像」を意識しましょう。
テレビに例えると、解像度を上げるような状態です。
ぼんやりと全体像だけ想像するのもいいですが、よりくっきり想像したほうが、トレーニング効果が高まります。
「モノクロ」より「カラー」を意識しましょう。
カラーも、想像に色があればいいのではなく、できるだけ色の数を増やすようにします。
16色より32色、32色より64色、64色より128色です。
できるだけ色の数を増やすことで、写真のように生々しい様子を想像できるようになります。
「静止画」より「動画」を意識しましょう。
止まっている画像も悪くありませんが、できるだけリアルに動いている動画のほうが生々しい様子が出ます。
動きを遅くさせたり速くさせたりして、動画のスピードに変化をつけてみるのも面白くなります。
これらは、すぐ実現できることではなく、時間がかかる取り組みです。
最初からできる人もいれば、なかなかできない人もいます。
できなくてもペナルティーはありません。
なかなかうまくできなくても、落ち込まず諦めず、根気よく続けていきましょう。
想像力を鍛えるには、まず自分の能力を信じることが大切です。
想像力を鍛えるトレーニングは、長期的に行うものであり、一生続ける習慣です。
こつこつ続けていくことで、少しずつできるようになります。