行動力と想像力には、つながりがあります。
行動力は体で行うことであり、想像力は頭で行うことなので、無関係に思うかもしれませんが誤解です。
行動力と想像力は、無関係どころか、切っても切れない関係です。
想像力を鍛えたいなら、行動力を上げ、行動量を増やしましょう。
なぜ、行動力を上げることが想像力につながるのか。
行動すればするほど、想像力を働かせる機会が増えるからです。
私たちが行動するとき、無意識のうちに想像を働かせています。
建物に入るとき「中はどんな様子だろうか」と想像します。
人に話しかけるとき「どんな話をしようか」と想像します。
新しい仕事に取り組むとき「自分にできるだろうか」と想像します。
レストランで料理を選ぶとき「これを食べるとどんな味だろうか」と想像します。
家具を買うとき「これを買ったら、生活がどう変わるだろうか」と想像します。
旅行の計画を立てるとき「どんな旅にしようかな」と想像します。
行動するときには、大なり小なり、想像力を働かせることになります。
行動の種類も大切ですが、まず行動がないと、想像することもありません。
したがって、行動力を上げることは、想像力を鍛えることになるのです。
「自分には想像力がない」と嘆いている人は、行動していない人です。
行動していないから想像する機会が減り、結果として発想もアイデアも湧きません。
想像力を鍛えるなら、まず行動しましょう。
慣れた行動も悪くありませんが、できるだけ初めての行動のほうが効果的です。
初めての行動は、予知や予測をしなければいけないため、想像力を働かせる機会が多くなります。
恥ずかしくて行動する勇気が出ないときは「想像力を鍛えるトレーニング」と思うといいでしょう。
物事の感じ方が変わり、前に踏み出しやすくなるでしょう。
迷ったときも「とりあえずやってみよう」という軽い気持ちでOKです。
難しく考えていると、行動しにくくなります。
「よくわからないからやめておこう」ではありません。
「よくわからないからやってみよう」です。
たとえ失敗しても、確実に経験量は増えるのですから、損をすることはありません。
頭を動かして終わりにするのではなく、体も動かしましょう。
行動力を上げることは、想像力を鍛えることになります。