執筆者:水口貴博

日常の当たり前に幸せを感じる30の言葉

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傘の置き忘れも、一概に悪いこととは言えない。

傘の置き忘れも、一概に悪いこととは言えない。 | 日常の当たり前に幸せを感じる30の言葉

バスや電車の中で、傘を置き忘れることがあります。

乗車中、ニュースやSNSをチェックしていたりするとき、よくあることです。

ほかのことに気を取られていると、降りる際、傘を置き忘れてしまうことがあるもの。

降りてから「何か足りないような気がする」と思い「あっ、傘を置き忘れた!」と気づくのが定番の流れです。

安物の傘であればそのまま諦め、買い直すことが多いでしょう。

人によってはたびたび傘を置き忘れ、傘代がかさんでいる人もいるのではないでしょうか。

さて、傘の置き忘れに気づいたときが大切です。

「うっかりしていた。注意不足だった。自分はダメだなあ」

基本的な不注意で、自分が情けなくなるかもしれません。

自分を責めそうになりますが、ちょっと待ってください。

自分の不注意を責めたくなるかもしれませんが、それは後回しです。

ここは逆に、自分を褒めようではありませんか。

「傘のことを忘れるくらい集中できていた。素晴らしい。私には集中力がある!」と。

責める前に、まず褒めよう

まず褒めてください。

傘のことを忘れるくらい集中ができていました。

目の前のことに専念できていました。

現実を忘れるくらいの集中力がある証拠でもあります。

もちろん傘を置き忘れてしまったのは残念ですが、だからといって生命にかかわる重大問題ではありません。

1本分の傘代が無駄になった程度です。

買い直すのに出費はかかりますが仕方ありません。

高価な傘やこだわりのある傘であれば、忘れ物センターの窓口に行けばいいでしょう。

運がよければ、見つかるかもしれません。

見つからなければ、潔く受け入れましょう。

傘の置き忘れも、一概に悪いこととは言えないのです。

自分の不注意を責めるなら、集中力がある自分を褒めてからにする

自分の不注意を責めるなら、集中力がある自分を褒めてからにしましょう。

「傘のことを忘れるくらい集中できていた。素晴らしい。でも不注意なことだったから次から気をつけよう」

自分を褒めた後であれば、不注意の言葉もすんなり受け入れられます。

ビジネス教育にも言えることですが「いきなり叱る」ではなく「褒めてから叱る」のほうが効果的です。

身に染みるので、しっかり意識できるようになります。

日常の当たり前に幸せを感じる言葉(29)
  • 傘を置き忘れたときは、不注意の自分を責めるより、まず集中力がある自分を褒める。
大切な人間関係ほど、アンティークのように接する。

日常の当たり前に幸せを感じる30の言葉

  1. 世の中に当たり前のことは1つもない。
  2. まず目の前にあるものから、幸せを感じる。
  3. 意識改革をしよう。
    身の回りの持ち物は「体の一部」と思うこと。
  4. あなたの努力は、あなたが一番よく知っている。
    週末には、今週一番頑張ったことを表彰しよう。
  5. 成功者になるのは簡単。
    自分で解釈を広げてしまえばいい。
  6. 相手を幸せにするとは、笑顔にすることをいう。
  7. 1分ごとに、命の喜びを感じる。
  8. 正直でいることほど、美しい生き方はない。
    正直に生きる人には、必ず道が切り開かれる。
  9. 熱い気持ちを持ったままでは意味がない。
    伝えて初めて意味がある。
  10. 「寝ている時間がもったいない」という人は誤解をしている。
    睡眠時間も、人生の楽しみの1つ。
  11. 「当たり前」を「ありがたい」に言い換えるだけで、幸福感に満たされる。
  12. 入場無料の催し物を喜ぶだけで終わっていないか。
  13. 道ばたに落ちている小石を見て、あなたは童心を思い出す。
  14. 自分にできないことをできる人がいれば、素直に尊敬しよう。
  15. 遠くの人を幸せにするより、まず近くの人から幸せにする。
  16. 時間がわかることは、ありがたいこと。
  17. 乗り遅れそうなバスで運転手さんに助けてもらったら、今度はあなたが助ける番。
  18. 寝床でごろごろするのは気持ちいい。
    さっと起きてすぐ行動するのはもっと気持ちいい。
  19. 時間ぴったりにバスや電車が来ただけで喜んでいい。
    定刻通りも、よい出来事の1つ。
  20. ごみ箱の掃除を忘れていませんか。
  21. お金を払うときは「いってらっしゃい」と挨拶しよう。
    お金が入ってきたときは「おかえりなさい」と挨拶しよう。
  22. 「おいしくなさそう」と思ったものだからこそ、食べてみる価値がある。
  23. 100円ショップで買ったものでも大切に使おう。
  24. 一発屋をばかにするな。
  25. 今のうちに親が亡くなったときのことをイメージしておくことは大切。
  26. 幸せになるから楽観的になるのではない。
    楽観的になるから幸せになる。
  27. 中途半端なオチで終わったら、あなたの出番。
    きちんと笑うことで、完全なオチになる。
  28. キャンセル料は、安いと思え。
  29. 傘の置き忘れも、一概に悪いこととは言えない。
  30. 大切な人間関係ほど、アンティークのように接する。

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