小学生のころ、私の机の引き出しには、いつも大量の紙が入っていました。
「勉強に必要だろう」と言われ、親から与えられていた紙です。
必要以上の紙を与えられていました。
白紙の紙が引き出しの中にあり、いつでも何でも自由に使わせてくれました。
私にも好都合でした。
紙の制限を考えることなく、好きなだけ勉強に使うことができました。
おかげで、書くことに自由がありました。
文章を書く能力は、このときが始まりでした。
小学校の低学年から、何かあると机の引き出しを開けて、紙に書いていました。
勉強に必要な紙は、使い放題でした。
そのほか、ちょっとしたメモ用紙としても活用していました。
このとき、書く楽しみを味わうことができました。
今、大量の紙を与えてくれた母に感謝しています。
あのときに思いきり書く経験ができたから、描く喜びを知りました。
子どもには、紙を自由に与えましょう。
真っ白い紙から、可能性が広がります。
勉強に必要な紙としても使えるでしょう。
絵を描くための画用紙として使うこともあるでしょう。
アイデアを書き留めるメモ用紙としても使えるでしょう。
紙を破っても折っても、自由にさせます。
自由に紙を与えることで、可能性も広がるのです。