教育とは「許す」と「教える」と言いました。
大切なことをもう1つ挙げると、すべて愛を持って行うようにしていくことです。
体を叩いて痛めつけることで教えるのではなく、愛を持った優しい言葉で教えていくことです。
恐怖や痛みを伴って教えられた教育ほど、子どもの心を曲げてしまう教育はありません。
たとえば次の2つは子どもの失敗への教育ですが、同じ内容のことを教えるだけでもこれほど差が出てきます。
この2つは同じ内容のことを教えていても、子どもの受け取り方はまったく異なります。
恐怖や痛みを伴った教育では、逆効果です。
痛みや恐怖というストレスが、子どもの心を曲げてしまい、そこから子どもの心が痛んでくるのです。
悪が生まれてくるのです。
愛のない教育は、子どもにとってむしろ毒となります。
子どものことを大切に思い、大事に育てていこうという気持ちが愛へと変わり、教育へと反映されます。
見返りを必要とせず、無条件に子を大切にしようとする愛を前提として教育を行っていくことが必要なのです。