人との世間話の最中、よそのお子さんの失敗や悲しい出来事など耳にするときがあります。
そんなときについ反射的に「うちの子に限ってそんなことはない」と思います。
他人のつらい出来事や失敗などはあくまでも他人の話であって、自分の子にそんなことはあり得ないと思ってしまうのです。
「うちの子に限って」と人ごとのように考えてしまうのは、もったいないことです。
ほかの家庭で実際に起きたことは、自分の家庭にも当てはめる必要があります。
他人の失敗談を聞くことができたというのに、それを生かさないということは学ぶことを拒否しているということになるのです。
人の失敗談は、自分の子どもにももしかしたら当てはまるかもしれないということです。
引きこもりやいじめなど「うちの子に限って」と考えるのは、心配することをやめてしまうのと同じことなのです。