先天的に劣っている素質について、くよくよ悩むのはやめましょう。
たしかに人には、先天的な素質があります。
たとえば、性格や運動神経です。
「臆病な性格で、自分が情けない」
「運動神経が鈍くて、恥ずかしい」
生まれつき劣った素質があれば、悩まされる人も多いのではないでしょうか。
先天的に劣った素質があるから、自分はダメな人間だと思うかもしれません。
しかし、先天的に劣った素質なんて微々たることです。
あくまで先天的に素質が劣っているだけにすぎません。
「先天的に劣っている」という言い訳で、逃げないことです。
能力を伸ばすのが不可能というわけではありません。
大切なことは、後天的な努力です。
先天的に劣った素質があっても、生まれた後の経験や学習によって、強化できます。
もともと臆病な性質でも、勇気を持って行動していくうちに、度胸を身につけられます。
先天的に運動神経が劣っていても、何度も練習をすれば、できるようになります。
知識も技術も慣れも、後から身につけられる要素です。
大量の経験と努力を積み重ねていけば、平均をはるかに超えた能力を身につけられます。
時間をかければ、プロや一流並みの高い能力を身につけるのも夢ではありません。
最初から諦めず、努力に励みましょう。
先天的な素質より、後天的な努力のほうが、はるかに大事なのです。